五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ゆるりと歩む

2017年09月06日 | 第2章 五感と体感

御絵は高山右近

ゆるりと歩む                          2017年9月6日

自分の身体のどこかの調子が悪かったり、病気であったりしたときに、「朝目が覚めたら、すっきりと治っていればいいのに」と、望んだ経験は私も何度かあります。
そうはいっても、治療をしたり、自分の生活習慣を変えたり、養生を心掛けたりしなければ、その望みは叶うということはありません。

自分の心の状態が、身体症状にまで表れていれば、その身体症状を軽くしたり、治したりしなければ、どんどん身体を悪くしていきます。心の状態に安心感や統御感、平安感、健康感が感じられていないと、眠れなくなったり、呼吸を自分で整える事が出来なくなったり、胃が痛くなったり、と、身体を痛めてしまいます。

自分の身体が良くなっていく方向に向いている人は、手術後の回復も早いように見受けられ、その人の心の持ちように感心します。「ほんとうに心底心が明るい人だなぁ~」と、思うこともあります。

自分の感受する解釈が、暗ければ暗いほど、心の状態は不安に包まれていくのは、自然の法則でもありましょう。
ただ、楽観的過ぎて、取り返しのつかないこともあり得るので、感受する解釈に不安感が無いのも要注意です。

朝、目が覚めたら、治っていればいいのに。。。
と、思うことは、「自分が希望を持っている」、という印です。
その思いを今の自分の心と体の状態に、どう活かしていくか、を、誰かに否定も肯定もせず聴いてもらうと、自分の内から答えが浮かんでくることもあるようです。

毎日、毎日、朝目が覚めたら治っていることを求めて焦ることよりも、ゆるりと歩む自分を許すことも、はじめの一歩であるかもしれません。

焦る自分であるのなら、ゆるりと歩むことを、頭に巡らして、いったん立ち止まることをやってききましょうや。。

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