五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

反応の仕方、解釈の仕方

2017年09月17日 | 第2章 五感と体感

琵琶湖 唐崎神社 唐崎の松にて

反応の仕方、解釈の仕方                     2017年9月17日

先日の勉強会で、自分の喜怒哀楽や感情の振れ幅をそれぞれ言語化する時間を持ちました。
旧約聖書の中にも「喜びが深ければ深いほど悲しみも深い」というような事が書かれてありますが、この自分の振れ幅を意識化する毎に、このことが書かれている旧約聖書の詩編が頭に浮かぶのです。

自分がどのように反応して、
どのように解釈するか。

何らかのことが起こり、皆が同じことを体験しているのに、反応や解釈は人それぞれです。
他者の反応や解釈を間近に見たり、経験することで、自分の反応や解釈との差異を測ることで、同感したり、違和を感じたり、自分の感情が何かしら反応するのです。

他者の反応や解釈がやたらと気になりだしたら、まずは、自分の反応や解釈を自分自身のものとして捉えることができているかどうかを、意識してみると良いかもしれません。

自分の内にある「理想と現実」、「自己概念と感情」、「習慣化されている考え方と現状」にどのくらいの隔たりがあるかによって、湧き出す不安感や違和感が増えたり減ったりするようです。

自分を育んできた環境がどんな環境であったか。
両親や保護者の環境、生まれ育った地域の環境、社会の環境等、
「自分の考え方」や「自分自身の当たり前」がどのように育まれてきたかを、意識化してみることで、自分の反応の仕方や解釈の仕方が、具体的に自分の傾向として見えてくるのです。

すぐに慌てたり、過剰反応したり、すぐに疑ったり、すぐに動けずフリーズしたり、頭が真っ白になって行動する思考ができなくなったり、丸投げになったり、、、、

人生を生きていくと、色々な人に出会います。
今まで思ってもみなかった自分や他者の現象に驚くこともあります。

まずは、自分の反応の仕方や、考え方から紐解いてゆくと、エリクソンの人格形成論の理解も深まっていくように思います。


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