五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

24節気72候 たけのこ生ず

2017年05月15日 | 第2章 五感と体感


24節気72候 「竹の子生ず」

24節気72候によると、5月15日から20日あたりは、「たけのこしょうず」だそうです。
4月末に足柄のみかん山で竹の子堀を愉しみ、初めて自分で収穫する体験をしました。
西行法師が家督を弟に譲り入った寺が、京都大原野の勝持寺と言われています。其のあたりの土は白味噌のような色をしているので、竹の子もやんごとなき色合いの竹の子なのです。そのおいしさと言ったら格別でした。6,7年目に訪れた際、箱に入れてたくさん送っていただき、一生涯分食べ尽くした感があり、以降必要以外食していませんでした。でも、今年は自分で採った喜びが勝り、竹の子を久しぶりにたくさん頂きました。
このところの雨で、足柄のみかん山の竹の子もまだ生えていそうですが、これ以上いただくと、竹の子アレルギーになりそうなので、やめておきます。

京都では葵祭。東京は神田祭が終わり、三社祭です。
田植えが終わると方々の地域で祭りが行われます。

節気の循環を暦を捲りながら、確かめていくことを長年続けてつつ、温暖化が進むにつれ、天候の激しさを感ずるようになりました。それでも、日本の持つグラテーション的な季節の移り変わりは変化を感じる中にしっかりと普遍性を持っているように思います。

雨季のプロローグ。
樟やクリの木の新緑で鼻ががムズムズし、臭いの強さに耐え切れず、息を止めながら木の前を走った小学生の頃も思い出され、「匂い」の記憶を昨日のことのように蘇るのです。
この匂いを嗅ぐと、雨降りの湿気が結びつくから不思議です。

奈良の鹿は、毛の生え変わる季節です。
東の国から西の都に思いはせ、週明けからの仕事に入ると致します。

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