電車の中 2017年5月4日
私が日常に使っている電車は東急東横線です。現在は元町中華街から延びて、所沢や飯能まで行くことができるようになりました。
かつての渋谷駅は、ヨーロッパの終着駅を思わせるプラットホームでした。いつも利用している駅なのに、なぜか哀愁を感ずるのでした。現在、日本でこのような哀愁感ずるプラットホームがあるのは阪急梅田駅ぐらいかもしれません。
考えてみれば、上野駅もそのような駅だったのでしょうね。今は風情は残っているものの、いろいろな方向に延長しているので、昔のイメージとは違います。今では東北への玄関というイメージが無くなってしまいました。それこそ哀愁のある駅だったのだと思います。
昔は、電車の行先の距離がそれほど長くはなかったので、どの線に乗っても、独特な雰囲気があり、乗っている人の個性をも感じるのでした。
それが面白く、個性を持つ電車の雰囲気を楽しんでいたものです。
近年は、多少の個性はあるにしても、昔ほど個性を感じなくなりました。
ここ数日、連休さなかの電車内は、そんなことをつらつら思い浮かぶような雰囲気です。
東横線が各線と繋がったので、上りも下りも大混雑です。久しぶりに家族で電車に乗っているグループや旅行で利用している人、部活の試合から帰ってきた日焼けした中高生等々、、、
乗っている人の表情は、お休みモードで、どこかのびやかです。
終日能楽堂に籠っていた私も、下界に戻り電車の中で何とはなしにこの空気感に交わり、現実に返るのでした。
いつか「青春18きっぷ」を購入して、ひたすら電車に乗り続けて、車窓の風景や乗り降りする人々を眺めて、ぼんやり旅をしてみたいものです。
・・・・
2017年公開講座のご案内
ユースフルライフ研究所
5月23日 つつじヶ丘講座
6月6日 鎌倉腰越講座
NPOキュール東急セミナーBE講座
4月28日たまプラーザ校
5月19日雪谷校
5月26日たまプラーザ校
(NPOキュール会報もしくは東急セミナーBEのホームページをご覧ください)