五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

御見送り

2017年03月03日 | 第2章 五感と体感




御見送り2017年3月3日

卒業式が終わりました。
毎年の事ですが、卒業証書を受け取る姿を見守り、退場してゆく姿を見送ると初めて安堵の気持ちが湧いてきます。
この式で、私自身生徒さんとの6年間のお付き合いに区切りがつくのです。

長い人生の中の一こまですが、生まれてから高校までの18年間は、自分の個性を育むとても大切な時期でもあります。
色々な感情の湧き出し方や色々な考えを持つ事の素地がある程度、自己の個性、つまり「私らしさ」に磨きがかかるのは中高生の頃でありましょう。
自分の「私らしさ」が、これからの出会いや出合いによって再構築されていくのです。
未知な体験に驚いたり、気付いたり、憂いだり、喜んだりしてゆくことでしょう。
「私らしさ」の素地は、良い事ばかりでは無い人生の一番の「頼り」になるはずです。

「私らしさ」という素地が既に自分に備わっていることを意識しているだけで、
大抵の事は乗り越えてゆけるように思います。

「人の身体は神の神殿」という言葉は、人の本質を表すのにもっとも近い言葉であるように思います。
自分の心と身体と魂を大切にしながら、「私らしさ」にゆとりを持ちつつ新しい環境へと歩んでゆかれることを祈っています。


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