五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

心に巡らせる

2016年12月22日 | 第2章 五感と体感
心に巡らせる2016年12月22日

受胎告知を受けたマリアは、自分に起こったことを胸に留め心に巡らせます。
婚約者のヨゼフもマリアに起こったことに言葉に出さずに静かに心に巡らせます。
受胎告知が本当とか嘘とか、そう云う事が問題ではありません。
何が真実か?
と、問われた時に、どんな理不尽なことであっても、相手の搾取に呑み込まれた時も、その事実は、「全てお天道さまはお見通しである」ということなのだと思います。
心が荒れると、現実を見据える力が弱まります。
目先の事に翻弄されると本質を見抜くことが出来なくなります。

受胎告知によって神様から試されたマリアは、神様の推察通り、自分に起こったあり得ない事を心で巡らせ静かに受け容れるのです。

受胎告知とは、自分の心の内に在る本質を体感する機会であるのかもしれません。
時々天の神様は、人を試します。

試されることによって動く人々の内で、森羅万象の本質を見抜ける人はそうそういません。大抵、目先の事に翻弄され、それが大きな流れとなって、無限に大きく計られている森羅万象の法則とは違う方向へと向かってゆくのです。
そのことに気付く人が、少数派であることにも、天の計らいがあるようにも思うのです。

北半球では冬至とクリスマス、南半球では夏至とクリスマスです。

森羅万象の不思議な法則に目を向けようとすると、目の前の事に翻弄される事が、とても小さな事のように思います。

今年も冬至の朝七時に、200メートルくらい先の傾斜地に建っている家の窓に東から昇る太陽の光が反射し、その光が我が家のキッチンの窓に煌々と射しこむのです。我が家にもマチュピチュやストーンヘンジのような尊い象徴が表れます。
私しか気付いていないこの現象を心巡らせ待ち望むことこそ、まさに待降節でありましょう。

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勉強会予定:


NPOキュールの勉強会

12月23日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校
2017
1月20日金曜日 東急セミナーBE雪谷大塚校
1月27日金曜日 東急セミナーBEたまプラーザ校



生き甲斐の心理学講座 NPOキュール主催
2017年1月21日日土曜日13時~15時半 
場所:渋谷区神宮前 渋谷のIMA
料金:3千円











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