五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

気候が安定

2016年05月12日 | 第2章 五感と体感
気候が安定2016年5月12日

だんだんと気候が安定してきました。
夜、寒すぎる事も無く、日中も暑すぎる事も無く、一日の気温の変化が急激でなくなると、身体も楽になります。
じめじめとした梅雨の時期に入ると、気圧の関係もあり、一気に憂鬱な状態になります。
表装の作業をしていると気温よりも湿度計が気になります。
湿度によって作業が変わります。
晴れて、湿度が低すぎない状態で掛け軸の仕上げをすると、年中比較的安定した下がりの良い掛け軸になります。
逆に雨の日は、貼り込みに適しています。糊の付きが良く、水を含んだ作業がしやすいのです。
どちらにしても、今の季節は、雨が降らない限り、どんな作業もしやすいのです。
家の中で行う仕事ですが、外に居るのと同じように空を見上げて空気を読む事が大事なので、日本の文化は湿度と深く関わる文化だと、しみじみ思います。

紙と水と正麩糊と木と裂とのお付き合いの仕方について、これから先もずっと持ち続けるテーマなのですが、自然の素材と向き合う事の楽しさにも繋がります。

梅雨に入るまで、出来得る限り手を動かして作業に勤しみたいものです。

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