五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

祈りを知る

2016年05月04日 | 第2章 五感と体感
祈りを知る2016年5月4日

思い巡らすことが楽しいことであれば、心は晴れやかになるでしょうし、道が開けている様な明るい気分になります。
でも、思い巡らすものが暗いものであれば、心が閉ざされて、暗い気分になります。
これらのことは、当たり前の事でしょうが、この当たり前の事が自分でコントロールできれば良いのですが、ある人にとって、もしくは時と場合によっては、そうそう安易なことではなさそうです。

森羅万象を愉しむ心は人の知恵の一つだと、ここ数年特に思うようになりました。
自分の身体が思うように動かなくなったり、年齢の近い身近な人が亡くなったり、今までに経験した事の無い様な地震や災害が増えたり、自分の事だけではなく自分を取り巻く環境が思うようにならなくなったときこそ、思い巡らす自分の想像力が自分を助けていくようにも思います。
想像する力は身を助ける、というのは真(まこと)のようです。

何を想像するかは、その人次第でしょうが、希望のあるメメントモリ(死を想う、あるいは死の先を想う)は、最終的に人にとって一番大事な知恵の大成と云えるかもしれません。
唯一何が欲しいかと問われたら、自分自身がこの先、どんどん老いてゆく中、身体に宿るメメントモリの想像力を育む力かな、と、。
自分の身心でしか感じ得ない事を大切に育んでゆきたいものであろうし、それを思い巡らしていれば、必ず自ずから備わるものであることを信じています。

最終的に祈りを知る人は一番の幸福者であると本当に思います。

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