五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

枝の主日に思う

2008年03月16日 | 第2章 五感と体感
棕櫚(しゅろ)の葉を扇ぎながら、イエス キリストを迎え、その棕櫚の葉に聖水をかけて祝別していただき、家に持ち帰り、来年の二月まで家に飾っておきます。

ここから受難の週が始まります。とても重要な祈りの儀式です。

聖木曜日、聖金曜日、そして復活前夜祭、復活祭と続きます。

御存じのとおり、十字架に掛けられたイエス・キリストの受難から復活の週なのです。(聖週間と云います)
15日、奈良のお水取りが無事終わりました。
それと入れ替わるように、また光に向けた祈りが始まります。

お昼を頂きに寄った中華街も、台湾の風習である海の女性の神様?(神様ではないのでどう表現していいのかわかりません)を祀り海の安全を祈願するお祭りの準備をしていました。

常に祈りに満たされた地球を、宇宙から見ている飛行士たちはどのような思いで見ているのでしょう。
宇宙から見たら、地球は掴めるほどの大きさです。そんな中で、人は生き延びるために様々な行動を起こして生活しています。

同じ地球上で夜の星に祈りを捧げている人もいれば、朝日を拝んで今日一日を過ごそうと張り切っている人もいます。

祈りの連鎖を知ると、たったひとりの自分を支えている自分自身の存在が、とてもとても小さく思えるのです。小さな自分でも、祈りの連鎖の役目を充分果たしているのです。
自分の役割は、自分と自分の家族、友達だけのためにあるわけではないのです。
見知らぬ隣の人と手を繋いでいることを想像すると、自分の命はもっともっと尊いものと思えるのです。

自分の命を大切に、大切に。。。
そして、私の愛するチベットの山々に想いを馳せ。。。
昨年帰天したヒロさんの祭服の桜の花に幸せを感じながら。。。

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