五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

体を動かす

2007年01月12日 | 第2章 五感と体感
私が「継続は力なり」信じて続けているスポーツは、テニスです。

公のテニスコートを使ってテニスを楽しんでいるグループを友人に紹介してもらい、無理せず始めて8年が経ちました。

テニスコートを押さえるには、ちょっとした努力が必要です。なんといっても、2時間2,000円。格安です。ですから、コート使用希望者は沢山います。
男性含めて十数名のメンバーが、月に一回、毎週同じ曜日の同じ時間にテニスコートの日時エントリーをして、抽選に参加します。抽選に当たった日を集計し、参加人数の確認調整しながらまとめていきます。その集計連絡係りを決め(本年度は私が担当)、まるでサークル活動のようにグループ運営?をしています。

当然ながら、私達の平均年齢は上がりつつありますが、かろうじて40代後半、最近では、回りを見渡すと60代の方々だけでなく、70代80代の方々を多く見掛けるようになりました。

皆さん、笑いながら体を動かしていらっしゃいます。

私達のグループも同じく笑いが絶えません。
自分が抱えている問題や辛い悲しい感情を一時でもリセットできる不思議な空間なのです。
体を動かすことに加え、余計なコメントをせず、ウンチクは聞き流す術を持ったこの集団は「奇跡の仲間」だと思っています。
「どうしたら人が傷つくのか、どうしたら人が喜ぶのか、」を、それぞれの成育史の中で育んできた方々が、上手に個性を表現されているのです。

生きる知恵は、体を動かす気持ち良さからも授かります。
固執した心の状態を「一時でもリセットする」ことは、それを意識的に続けることで、必ず軽減に繋がります。
楽しめる仲間と体を動かすのも「いきいきと生きる知恵」のひとつです。

今年も、テニスの技術向上は見込めませんが、「生きる知恵」を授かるよう楽しみたいと願っています。
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コメント (2)
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