Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

Kewell vs Nakamura

2007-07-04 | Asian Cup
Asian Cup 3大会連続優勝かそれをストップするのは…..
大会開催を約1週間後に控えた6月末頃からオーストラリアの新聞は Asian Cup ネタが尽きない。少なくとも日本よりかは大会に注目をしている様だ。そこに一際目を引く見出しが…. Oh joy – it’s Harry versus Nakamura 昨年のワールトカップの好成績によりオーストラリア大陸ではサッカー人気が急上昇中だ。その発火点が前年2005年の 新生 A- League の誕生、そして同年11月にはウルグアイをPK戦で降して劇的なワールトカップ出場を決めるとその初戦の日本戦では終了6分前に連続得点で逆転勝利(あぁ何で逃げ切れなかったんやろう….)そしてベスト16進出。オーストラリアでのサッカー選手の知名度もそれにつれて急上昇中だ。 Lukas Neil , Vince Grella そして Mark Viduka 。欧州でも名の知られる選手達が並ぶがやはり地元オーストラリアのサポーター達が最も注目するのが Harry Kewell だ。
Kewell がゴールを量産しオーストラリアにAsian Cup 初出場初優勝をもたらした上に Harry Kewell 自身が大会最優秀選手となることがオーストラリアサポーター達の描く最高のシナリオらしい。
しかしそれに待ったをかけそうなのが日本のシュンスケ=ナカムラ。 Kewell との大会でのヒーロー争いこそ Battle Royale ( 生死を賭けた戦い )となるであろうとのこと。昨シーズンのナカムラの活躍、 Scotland Premier League での最優秀選手賞、 Champions Cup での劇的なゴール、ナカムラ今季のスコットランドでの活躍は Asian Cup では充分なスーパースターとなる資質を兼ね備えている。そのナカムラを抑えて、1996年大会のあのオーストラリアのフランス行きを阻止した Khodadad Azizi, 2000年大会の名波そして2004年大会のナカムラに続いて大会MVPに輝く事を願っている様だ。
しかし、両者は少し異なるタイプと思う。俊輔はゲームメーカータイプで自らゴールを決める事も出来るがワンタッチで局面を変える事の出来るセンスをもっており、キューウェルはどちらかと言えばストライカータイプ。誰かに点を取らせると言うよりも自分一人で局面を打開しそのままシュートに持ち込める能力を持っているが、二人に共通するのは共に攻撃能力に優れている事。この二人を見る事は最高のフットボールを見る事になるらしい。サッカーは個人の戦いでは無いがこのこの両国が決勝戦で顔を合わせて、そこで日本が勝つ…と言うのが私の描く最高のシナリオなんだけど….

Rebuilt ... Harry Kewell sweats it out at training. 

また下記の様な見出しが

Japan worthy favourite

シンガポール合宿中のオーストラリア代表LUCAS NEILL とHarry Kewell が30日のシンガポール戦の前にオーストラリア紙のインタビューで日本は優勝候補にふさわしい、とコメントしている。 “我々は優勝候補では無い、強いチームの一つにすぎ無い。日本は明らかに優勝候補だ。なぜならアジアカップには経験があり、アジアでの戦いも熟知している。我々はそんなチームに挑戦する為にここにやって来たのだ。我々は異なったメンタリティーで大会に臨まねばならない。それはオーストラリアがここでは新参者だからだ。” Lukas Neil は淡々と語る。 “この大会に勝つ事は偉大な事だ。これは偉大な大会だ。ここにはいくつもの強国が集う、そして私はそういった相手とどう戦くかを知っているつもりだ。Asian Cup で勝つことはオーストラリアサッカー界にとって驚異的な出来事になる。しかし、まだ長い道程が残っている。次々に厳しい試合が続くだろうが、初戦に集中せねばならない。明らかに大会での勝利を述べるだろうが、我々はその最初の試合に集中せねばならない。日本を優勝候補に挙げる事は勇気づけられるが、日本でもオーストラリアを最も警戒しているのでは無いか?
7月2日、John Aloisi が合流し代表の23人が揃った。合流が遅くなった理由は彼が所属するのはスペインのAlaves でLiga Espanola は全日程が9日前に終わったばかりだった為。オーストラリアでは Aloisi は結構な英雄扱いされている。2005年11月のウルグアイとのプレーオフで最後のPKを決め、翌年のワールトカップでは日本戦でとどめの3点目を決めている。Asian Cup 後はオーストラリアに帰り Sydney FC でプレーする。今年11月にはベッカムが入団する Los Angels Galaxy がシドニーに遠征しSydney FC と親善試合を行う事が決まったらしい。昔の New York Cosmos みたいだなぁ……. これでいよいよ Socceroos は臨戦態勢に入って来た…… 大丈夫かオシムジャパン…


最新の画像もっと見る

コメントを投稿