懸案になっている米国産牛肉の輸入問題。こちらの本音はいつになったら吉野家の牛丼が拝めるのか?だ。だが当分期待出来なさそうだ。アメリカの政治家の発言を聞いていると丸で日本が間違っている様だ。韓国を始め米国産牛肉の再開に応じた国ばかりなのに日本だけが言う事を聞かないとばかりに。盗人にも三分の理と言う諺が有るが、確かにアメリカ人は誰も狂牛病に感染をしていない。松井もイチローもステーキを食べているが問題は無いし病気になった在留邦人はいない。だが検査基準の観念に隔たりがあるのは仕方ないとして100歩譲っても杜撰な検査体制は受け入れられない。日本は米国を良きパートナーと思っているようだが米国は日本を Friend とは見ていないだろう。家来か舎弟が関の山。米国の政治家が言うように ATM 程度にしか思わないだろう。戦争に敗れた、戦後はアメリカの進駐から始まっただけに北朝鮮の拉致問題等を見ると日本はアメリカの後ろ盾が無ければ何も出来なくなってしまった。グローバル規模で競うものでは五輪のメダル争い等アメリカを凌げるものは数えるほどだ。そんな中サッカーは敗戦国日本とてアメリカに勝てる数少ないものだ。いやだったと言えるか?過去形にした理由はここ10年間のアメリカサッカーのレベルアップだ。前回のワールドカップではベスト8で日本を上回った。1次予選では初戦のポルトガル戦を制し、決勝トーナメントでは同じ北中米地区の雄メキシコを破り、蔚山で行われた準々決勝のドイツ戦も敗れはしたがハイクロス一本の単純なドイツに比べて多彩な攻撃を見せたのはアメリカだった。1-0 とリードされた後CKから バーハルター のシューとは カーン を破ったが フリンクス がきわどいところでクリアー。しかし、フリンクス の手にも当たった様に見えた。そして今大会、アメリカはあわやシード国か?言う勢いだ。(ただこれは物議を醸している FIFA ランキング によるところが大きい)。日本代表は2月10日、San Fransisco に乗り込み米国代表とテストマッチを行うが、それに先駈け1月29日にはCalifornia Carson でノルウェーを米国は 5-0 と粉砕した。欧州地区予選ではプレーオフでチェコに敗れて本大会出場はならなかったノルウェーだが、この日のアメリカ戦に出場した選手の中でチェコ戦にエントリーされた選手はGK Espen Johnsen と DF の Brede Hangeland の二人だけ。GK Johnsen は第二GKで出番は無かった。代表クラスの多くはPremier でプレーする選手なのでこの時期に遠征には参加出来なかったのだろう。一方のアメリカ、5点差の勝利は北中米地区以外の代表での対戦では1992年4月の中国戦以来。そして欧州代表相手に5点差以上をつけたのは史上初めてそして5得点以上の試合は史上11回目。この試合の MVP は3得点を挙げた代表12 Caps の Tawellman でここ3試合で4得点を挙げたことになる。米国代表選手の3得点(ハットトリック )は史上9人目。シュート数24本、そのうち枠内に飛んだのが13本のアメリカに対してノルウェーはシュートが2本のみに終わった。この日の米国GK Kevin Hartman は代表では Kasey Keller , Dempsey Clint に次ぐ3番手であるが、アピールの機会さえなかった様だ。米国代表は他にも Jimmy Conrad, Eddie Pope, Frankie Hejduk, Clint Dempsey, Santino Quaranta, John Wolf そして前回大会でも活躍した Landon Donovan らワールドカップ予選に招集、出場した選手が名を連ねた。 ノルウェーとて小間落ちのメンバーではホームとは言え負けないのが今のアメリカ代表だ。ノルウェー戦の一週間前にはカナダを迎え0-0で引分たが、1998年から代表を率いる Bruce Arena 監督の心中は10日の日本戦の結果をひとつの物差しにするつもりだろう。日本戦には Beasley ( PSV Eindhoven ) Gibbs ( Feyenoord ) Bocanegra, Macbride ( Fulhum ) Reyna ( Manchester City ) ら欧州組みは合流するかは不明だが本当に選手層は厚くなった。その一旦を担うのがエース Landon Dnovan が活躍の舞台とする国内リーグ、Major League Soccer の充実ぶりだ。MLSの結果は Die Kicker, Le Football 等欧州専門誌に J リーグの結果よりも詳しく掲載される。
そのアメリカにもかつて世界から注目を浴びた国内リーグが存在した。
そのアメリカにもかつて世界から注目を浴びた国内リーグが存在した。
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