Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

ブラジル、アルゼンチン BRICs

2005-07-06 | Football 北米 南米 
色々な話題を提供してくれた コンフェデレーションズ杯 はブラジルが南米決戦に圧勝し優勝を飾った。来年のワールド杯では48年ぶりに優勝杯が大西洋を渡るかもしれない。スポーツの興隆はその地域での経済状況が大いに係わって来る。サッカーは今や巨大ビジネスと化し、世界中の一流選手が欧州のサッカービジネスにその商品として集められていると言っても過言でない。それも大陸別に見ると欧州市場が経済的に発展している事と、サッカー文化が欧州で根付いている事は皆が知るところだ。1980年代初旬まで旧共産圏諸国が何度かワールド杯で上位に進出した。古くは1954年のマジックマジャール こと ハンガリー。そして レフ=ヤシン のいた頃の旧ソ連邦(62年、66年ベスト4)、チェコスロバキア ( 76年欧州選手権優勝 ) ポーランド ( 74年,82年3位) クラブレベル では86年ステアウア=ブカレスト 91年 レッドスター=ベオグラードが チャンピオンズカップ の タイトル を勝ち取った。これは一重にスポーツを国威掲揚の最良の方策と捉えた社会主義体制が生んだ産物で、一流スポーツ選手は特権階級であり、それがこの上ない モチベーション となったのは言うまでも無い。
だが共産体制が崩壊後、かれらへの特権は霧散し、かわりに自らが商品となり西側諸国に輸出され、代表国家レベルでの好成績は欧州選手権のチェコとアメリカ大会でのブルガリア意外は見られなくなってきた。
1920年代、ウルグアイが五輪で2連勝し、地元開催の第一回ワールドカップでも優勝を果たした。その裏には欧州勢の関心の低さが上げられるが、当時欧州諸国は第一次世界大戦を終えたばかりで経済的に停滞しており、南米諸国は羊毛の輸出や当時開発されたばかりの冷凍コンテナーのおかげで可能になった牛肉の輸出で経済的にはるかに欧州諸国より潤っていた。事実ワールドカップ誘致に当たってウルグアイは大会参加選手団の費用を負担する準備があると公言していた。

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1 コメント

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はじめまして (オイローパ)
2005-07-09 08:15:23
Mr.コンティさん

 はじめまして。

 僕のブログへの書き込みをありがとうございます。

 サッカーって、ハンドから比較しても本当に巨大化しすぎてますね。

 ドイツではハンドボールもかなりの人気がありますが、新聞で扱われる量の差はものすごいものがあります。

 それだけサッカーは群を抜いています。

 8シーズン程前、一度だけブレーメンでブンデスリーガを観戦しましたが、ハンドと違って何か「恐い」と言う印象がありました。

 以来、サッカー観戦の機会はありません。

 それから、ドイツではアフリカサッカーの雑誌がありますが、そういった情報は色々とたやすく入手できて羨ましく思っています。



 ところで、もしも差し支えなければ相互ブックマークさせていただけないでしょうか?

 よろしくお願いいたします。

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