Mr.コンティのRising JAPAN

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Socceroos バーレーン戦直後の報道から

2009-01-25 | 夏季五輪

Pim’s Socceroos do it again

Pim Verbeek は前任の Guus Hiddink よりもパスポートを示す回数は増えそうだ。 Verbeek は終了間際の幸運によって結果を掴んでいる。
Hiddink の下でもオーストラリアは劇的なシーンを演じている。 最も劇的なのはワールドカップで日本を 3-1 で退けた最後の3連続ゴールでこの大会のクロアチア戦の貴重なゴールもそうであった。 Lucky Guus と名付けられた男はロシアを EURO2008 のベスト4に導き、本選出場の驚きの裏付けを証明した。今や Verbeek は Hiddink のパワーを受け継いでいる様だ。
Soceroos 達はマナマでのバーレーン戦を DF ラインのエラーから Mark Bresiano のゴールで勝利に持ち込み予選3連勝中だ。 昨年6月はイラク相手にホームで 1-0 で辛勝し、3月には昆明で中国相手に貴重なドローを演じた。
“ おそらく少しだけ Guus 時代の要素が Pim には残っている。 彼も幸運を持っているが我々は最初の2ゲーム( ウズベキスタン、カタール )は良いゲームをした。 我々は自分の幸運は自分で作った。
2007年に Verbeek が就任した時には “ Pim Who ? “ と多くの人が訊いたが、そのオランダ人はオーストラリアを南アフリカ 2010 に導く適任者として民衆に革新させるだろう。 バーレーン戦の勝利で Verbeek 監督の通算成績は8勝3分2敗となった。
Another three points makes nine as Pim’s lucky number come up

最後の笛が鳴り Australia がBahrain から勝利を掴み取った瞬間、内気に見える Pim Verbeek は週末に Lottery Ticket を買う事を薦められた。

“私は Unhappy とは言えない。 Very Happy だ。この3勝点に。何故なら今日の我々は勝点3に値しないからだ。タフなゲームだった。全くゲームをコントロール出来なかった。 勝点1でも充分だった。もし勝点3を取れのなら幸運な勝利と言わざるを得ない。 これは良い警告だ。次の日本戦はこうは行かない。 我々は良いパファオーマンスが必要だ。 そしてこれはこの試合の肯定的な事だ。 ”

彼は自分のチームがボール支配、テンポのコントロールが出来ず、チャンスを創ったり、1対1で敗れていた事を嘆いた。 バーレーンはゲームを支配していた。 彼らは早く運動能力にまさり判断が良かった。決定力の低さが Socceroos を突き離せなかった。

“我々はもっと良いチームだと思うが、この日はそれが出来なかった。ゲームをコントロールしたり、コンパクトに保ったりボールを簡単に失わなかったり、ポゼッションをキープしたりする代わりに、我々は主導権を与えてしまい、バーレーンに自信を付けさせてしまった。 しかし我々はこういうゲームが出来て良かった。 素晴らしいゲームをして敗れるより悪いゲームをして勝つ方がよっぽどましだ。 我々はそれを学んだ。 なぜなら最初の2ゲームが良すぎたので人々は簡単な予選と考えていた。しかしワールドカップに行くには今日の様に楽では無いと言う事だ。 我々はもっとやれたはずだ。 出来は良くなかった。 次はもっと良くやれる、と選手達が行った事が今日の我々のチームの良かった所だ。 勝点1でも充分だったのに勝点3も得た事は大きい。 バーレーンはこrまで対戦した3チームの中で最も強かった。 Bad Game を勝利する事も良い事だ。

    


Embarrassing , but we’ll take it says Neil Soceroos

主将 Lucas Neil 、MF Tim Cahill, そしてただ一人普段のパフォーマンスを披露したGK Mark Schwarzer ら主力3人はかろうじて勝点1を取れればそして勝点3なんて全く思いつかなかったと最後のゴールで1-0 で勝った試合後に語った。 
Neil はこの試合の成果を “殆ど困惑したもの”、 一方 Schwarzer はパファーマンスは不可解だと、何度もオーストラリアに勝利をもたらした事のある Cahill はほとんど何もできずオーストラリアの出来る事はこの試合の事は忘れ、勝ち取れなかったはずのものが手に入り次の日本戦に備える事だ、と語った。 
得点者の Mark Bresiano はもう一人の“自分達の得たものは当然とすべきでは無い”と主張する一人であった。

“我々は今夜は Very Lucky であった。バーレーンは我々を苦しめた。 彼らは多くのチャンスをつくり、敗れるべくして敗れたのではない。そして我々は最後のすうびょうで勝利を幸運にも得た。しかし血の誓約を手にした。” 

Tim Cahill は “ それはシンプルだ。勝ち点3を手にしてページをめくりそれを忘れる。 1年前のオーストラリアならここで 1-0 で敗れただろう。 それは我々が必要とした前向きのサインだ。 9勝点6ゴール0失点。 もしあなたがそのスコアーを見たなら我々の思い通りであった。” 

Lukas Neil はチームメイトにこう話す。 ” この日の勝利にはほとんど困惑している。 バーレーンのゲームだった。彼らは全てを我々につぎ込み、もっと多くを入手すべきであった。 ラストの5分、私は無失点に抑えそして勝点を得られればそれで良いと思った。 バーレーンの選手達が与えた印象はメンタルを強くし Good Professionalism は何も今夜はうまくいっていない事を知った。 しかしそこでは持ち帰るものがあり、疲弊をした。 しかしより大きな事は9ポイントを得ていることだ。 我々は二日間で充分な準備をし、試合前には全てを正しく行い全て上手く行っていると我々は言っていた。 我々はお互いによく準備運動をし身体は切れていた。 我々は素早く動きたかったが理由は何であれ天候が災いした。 我々はうまくは出来なかった。固いピッチにパスが回らなかった。 しまいには我々を悩ます問題の解決が見つからなかった。 ここに隠されたメッセージがある。 もし本命との対決で無い時は他の者との対戦がある。 我々はより多くのアイデアやゲーム中の解決策を早く見つける事を身につけねばならない。 まだ勝者が全てを持って行った通り次のゲームは素晴らしい気持ちで迎えられる。 もし我々が日本戦で敗れなければアウェーで1勝しかしていない事になる。おそらく Guus 時代の古い要素の一部が Pim に同様に幸運をもたらしたのどう。 しかし、自分達の幸運は自分で作らねばならない。 そして我々は最初の2試合を良く戦ったので今夜また好運が産まれたと思っている。” 

Schwarzer は語った。 “ それは多分長い長い期間の中でも最悪のゲームだった。 私はそれが何故かわからない。 チームの誰も説明できない。 しかし最終結果を見て、それが 1-0 だった。 いつか思い起こすだろう。 後の教訓の一つとして思い起こすだろう。 長い長い期間の中でアウェーで最も悪いゲームだった。 しかしまだ 1-0 で勝った。 バーレーンには残酷で我々には至福であった。” 


   

バーレーン戦のオーストラリアのメンバーは下記の通り。

Mark Schwarzer (GK), Lucas Neill, Tim Cahill (Mile Sterjovski 86’), Jason Culina, Luke Wilkshire, Josh Kennedy, Harry Kewell (Brett Holman 71’), David Carney, Chris Coyne (Jade North 68’), Carl Valeri, Mark Bresciano

Subs not used: Mile Jedinak, Bruce Djite, Shane Stefanutto, Michael Petkovic (GK) 警告: Coyne

11月19日、バーレーンの首都マナマで行われたバーレーン対オーストラリア戦は、ドーハでのカタール対日本戦のキックオフ前に終わっていた。 後に録画で放映されたこの試合を見たが、結果を知らずに見たならこの試合はバーレーンがいつ得点を挙げるだろうと思える試合であった。 
バーレーンは 今回のワールドカップ予選にまだ出場していないMF Mohamed Ahmed Hubail, FW Husain Ali Ahmed Abdula の2選手を起用。そして前のカタール戦で出場停止であった、 DF Mohamed Hussain Hassan, MF Fauzi Muharak Aaish が戻って来るなどメンバーが入れ替わりこのオーストラリア戦に賭けていたと思われる。 しかし最も目立ったのは 長身のDF の Sayed Mohamed Ardan Hussain 。オーストラリアの Josh Kennedy に仕事をさせなかったばかりか、攻撃参加しでもその存在を見せつけた。

 

エース Kewell は動きが悪く71分に退き、McDonald そして Craig Moore の怪我( Moore は睾丸部の癌が見つかった。) の離脱に急きょ、 Mark Milligan と Jade North を招集した。選手達は Moore のシャツを着て試合前日の練習を行った。

   

しかし結果は 1-0 、終了間際の Bresiano のゴールもバーレーンDF陣のわずかなミスから。 
そのミスを勝利に結びつけるところはさすがオーストラリアだ。 

Pim Verbeek 監督はかつて愛する京都サンガのコーチ、そして監督も務めた。 あのシーズンはコーチとして就任しJ2に降格していくサンガを途中から監督として引き継いだが降格を引き留める事は出来なかった。しかしオーストラリアの監督に就任し幸運も続いている様だ。 特に昆明で行われた2008年3月の中国戦。終了間際に与えたPKを“守護神” Schwarzer が防いで勝点1を死守した。 
6月のイラク戦も Kewellのヘッド一発で勝利を得たが、試合内容はイラクが圧倒していた。 ここでも Schwarzer の好守が冴えていた。

オーストラリアの選手は暑さに弱いのが特徴だ。それは白人の特徴そのものとも言えるだろう。 2007年の Asian Cup , 3次予選で唯一の黒星であったドバイでのイラク戦。 そしてマナマでのイラク戦…….
2006年のワールドカップでも先にバテテいたのはオーストラリアの方だったが........

そういう意味では2月11日の横浜での試合は日本のホ-ムアドヴァンテージ はどこまで効果があるのだろうか?少なくとも天候のハンディは負わせられないだろう。むしろシーズオフの選手が多い日本代表の方がこの時期に大一番を迎える事から “引き分けでも良し” とせねばならないか? だがこの上位2チームの直接対決で引き分けられるのが下位の3チームが最も嫌がる結果ではないだろうか……..

11月の試合で日豪揃ってアウェーで勝ち星を挙げたが日本は快勝、オーストラリアは辛勝。 この“教訓”が2月のお互いに重要な試合にどう出るだろうか………..

でも2月11日は気温が上がっていて欲しいなぁ…….. オーストラリアはまだワールドカップの3連続ゴールのイメージをもっているのか...... 



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