全豪オープンテニスの女子準々決勝で前回の覇者セレナ・ウイリアムス(ランク1位)と僕の好きなシャラポワ(ランク7位)が対戦しました。シャラポワはこのところセリナに連敗中で全く勝てそうにありません。それで今回は戦術を変えてくるかと思いきや、前回と同じに強打の打ち合いでした。そのパターンはセレナの思う壺なんですから、コーチは何を考えているんでしょうかね。
第一セットはセレナはまだ目覚めていないようで、身体の動きも良くなくサービスもあまり入らず、リターンミスもしていました。この時がチャンスですから、左右に走らせたり、ドロップショットや勇気を出してボレーに出たりしないと、セレナからセットは取れません。ここで、緩急をまぜたショットが打ててればセレナからセットが取れたと思います。しかし、同じスピードでショットを打って、第2セットではすっかり球に慣れて目覚めさせてしまいました。獅子が目覚めたら手に負えません。丸太の様な腕から男子並みの200㌔近いサービスやストロークを打ってくる相手に、強打だけでは対抗できません。その結果、4-6、1-6での完敗でした。残念シャラポワは可憐な容姿に反して強打を得意とする選手ですから仕方がないのでしょうか。
コーチに戦術を聞いてみたかったですね。
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