ウインブルドンのジュニア決勝戦で望月慎太郎という16才の選手がスペインの選手を破って2-0で優勝しました。その結果ジュニアの世界ランキング1位になったそうです。彼の試合をWOWOWオンデマンドでやってくれたのを観ました。まだ16才なので身体も出来上がっていませんし、ファーストサーブもプロのようなスピードはありません。
しかし、彼のテニスには世界のトップ選手になれるような才能を感じました。フェデラーの様に癖のない滑らかなフォームで打つ彼の両手バックハンドは秀逸でした。このバックハンドでダウザラインに何本もエースを決めていました。
彼はソニーの盛田正明テニスファンドのバックアップを受けて育ってきた生徒のようです。錦織選手が育ったアメリカのIMGテニスアカデミーで練習を積んでいるそうですが、このまま、順調に育っていくと錦織以上の強い選手になるような予感を持たせてくれた選手でした。願わくは身長が180㎝を超えてくれると良いのですがこれから伸びるかなぁ。スポーツの世界では世界レベルになって来ると外人に比べて身体が小さいというのは不利ですから。