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「剣客商売」

2018年07月23日 | 映画・テレビ

フジテレビ系列で火曜日夜7時から放送されていた池波正太郎原作「剣客商売」を現在BSフジで再放送でやっています。主役の秋山小兵衛を亡くなりましたが藤田まことがやっていて中々渋い味を出しています。秋山小兵衛は町道場主であったのを、息子の大治郎に任せて鐘ヶ淵に隠居してのんびりと暮らしている。時の老中田沼意次がパトロンとして後ろ盾になっているのも面白い。この秋山小兵衛は剣の腕は一刀流の素覚ましい腕前だが、なかなかの食道楽で四季折々に色んな食べ物が出てくるし、時々名言を吐く。

人の心は海より深い。計り知れぬ」と前回観たドラマでつぶやいた。あらすじは夏のある日、俄雨で立ち寄った小料理屋で感じの良い娘と出会ったのが縁で記憶に残っていた。数年後、同じ店に立ち寄ったがその娘がからまれて難渋しているのを助ける事になった。その娘に悪いやくざがついていて何とか助けてやりたいと、その男の人殺しの悪事をつかみ男は縛り首になった。しかし娘はその後入水自殺してしまう。その場面で上の言葉をつぶやいたのだが、人の心の底を知ることは言うように難しい事だと思う。

剣客商売は第4シリーズから、秋山大治郎役に「山口馬木也」が佐々木美冬役に「寺島しのぶ」がやっていて以前より風格が上がりなかなか良いシリーズになっている。

コメント (3)
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