ドイツのゲリー・ウェバーオープンに出場中の錦織選手が準決勝の1セット目途中1-4の処で棄権をしてしまいました。すでにイギリスにわたり病院で検査を受けているそうです。ウインブルドンに向けて順調に進んでいたところだったのに残念です。
クレーでの試合が場所を変えて3試合続いていたので、足への負担が大きかったとは思いますが、それにしても前の試合が2-1で問題なく勝っていたのに何か突然のアクシデントがあったのでしょうか。最初から帽子もバンダナもつけず出てきて、左足ふくらはぎにはしっかりとテーピングがされていました。試合に入ってもコートでは走れず、相手選手の球を追う事も出来ませんでした。試合後のコメントでは前日の試合でサーブの着地で左足ふくらはぎになにがしかのアクシデントがあったようです。フィジカル面が克服されてきて、途中棄権が無くなっていたのに、油断があったのでしょうか?
それにしても、あれだけ走れなければ試合が出来るかどうかぐらいは試合前に本人は判っていたはずです。大勢の観客を前に数ゲームをやってから棄権というのが不可解でした。10日後にはグランドスラムのウインブルドン大会が始まるので出場出来るか心配しています。