鬼平や竹鶴~私のお気に入り~

60代前半のオヤジがお気に入りを書いています。

お気に入りその1926~竹鶴政孝パート291

2020-09-07 12:18:32 | 竹鶴
今回のお気に入りは竹鶴政孝パート291、ドウカウイスキーです。

2014年9月、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝・リタご夫妻をモデルとする朝ドラの放送が開始しました。
ニッカウヰスキーファン、竹鶴政孝ファンとして夢のような時間でした。
マッサンこと亀山政春とスコットランド人の奥さんエリーの波乱万丈の物語を録り貯めしては食い入るように観たものです。
2015年3月に放送を終えてからもう5年も経ったのですね。

あのドラマの中でマッサンは北海道果汁株式会社を設立し、後に商品名であるドウカウヰスキーに社名を変更しました。
ドラマの中で登場したドウカのウイスキーは4種類。

・ドウカウヰスキー
・余市の唄
・スーパードウカウイスキー
・スーパーエリー

ニッカウヰスキー余市蒸溜所のウイスキー博物館にはドラマに登場したドウカウヰスキーの製品が展示されています。
ファンとしてドラマに登場した全てのボトルが欲しいのですが、小道具は当然非売品。
何らかのルートで市場に流れ、ヤフオクに出品されるのを心待ちにしていました。

先日オークションにドウカの一号ウヰスキー「ドウカウヰスキー」が出品されていました。
ついにこの日が来ました!
即決価格が設定されていたため、細かいチェックをせずに急ぎ落札しました。
後日届いたボトルを見ると、いくら小道具とはいえ作りが雑でがっかりしました。
ボトルとキャップは「ブラックニッカ・クリア」の再利用。
ラベルはプリンターで印刷してハサミで切り取り両面テープで要所を張っただけ。
本当にドラマで使ったものなのでしょうか?
出品者によるとこのボトルの出所はオークションで入手したため不明とのこと。
ドラマの小道具なら1本1本が小道具さんの手作りであり、数の中には雑な作りのものもあるでしょう。
また誰かが作ってオークションに出品した真っ赤なニセモノという可能性もあります。
正解はどちらでしょうか?

改めて余市のウイスキー博物館などに展示している小道具ボトルと比較しました。
展示品はボトル形状やキャップの色からハイニッカのボトルを利用したものと推測します。
今回の品はブラックニッカ・クリアのボトルを利用しているので明らかに違います。
残念ながら今回の品は真っ赤なニセモノ・・・。
がっかりです。
ネットオークションってこういうことが時々あるので仕方がありません。

もし本物ならニッカウヰスキーの社史に燦然と輝くボトルとして一号ニッカウヰスキー、シングルカスク余市10年など社名を世に広めることに大きく貢献した有名ボトルたちと肩を並べる価値があったのですが・・・。

今回のボトルは廃棄せず、参考品として陳列棚の一番隅にこっそり置こうと思います。
そしていつしか本物を入手した暁には差し替えて先頭に並べるつもり。
その日が一日でも早く来ることを願います。

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