今回のお気に入りは、鬼平犯科帳パート19、「盗法秘伝」です。
「盗法秘伝」は、平蔵がひとり働きの盗賊伊砂の善八に弟子入りして盗みの秘伝書を伝授するというコミカルな話です。盗みの3か条を守る本格の盗賊に対して見せる平蔵の優しさがよく出ていて、大好きな作品です。
池波正太郎の原作は当然いいにしても、古今亭志ん朝の朗読CDが絶品です。
原文のリズムの良さが、志ん朝の語りのテンポの良さとマッチして「完成品」に仕上がっていて、何度聴いても楽しめます。
TV版もいいですね。脚本と配役がいいです。特にフランキー堺の伊砂の善八は適役です。
吉右衛門とのカラミは何度見ても見惚れます。
鬼平犯科帳は毎回一流のゲストを迎えて贅沢な作品を制作しています。中村又五郎や本田博太郎のように凄みを実感させる名優も印象的ですが、フランキー堺や米倉斉加年のような上手さを実感させる名優も大好きです。
今回、フランキー堺ってどんな人だったのかなぁと思い、彼の肩書きを調べてみて驚きました。
ジャズ・ドラマー、コメディアン、俳優、写楽研究家、落語家、大学教授、紫綬褒章受章者。
これほど多彩な才能の持ち主だったとは・・・。
喜劇役者でありながら、「私は貝になりたい」のような作品ではシリアスな役もこなす上手い役者、くらいにしか思っていませんでした。
最近見ないと思ったら、10年も前に亡くなっていたのですね。享年67歳は若すぎます。残念です。
「盗法秘伝」は、平蔵がひとり働きの盗賊伊砂の善八に弟子入りして盗みの秘伝書を伝授するというコミカルな話です。盗みの3か条を守る本格の盗賊に対して見せる平蔵の優しさがよく出ていて、大好きな作品です。
池波正太郎の原作は当然いいにしても、古今亭志ん朝の朗読CDが絶品です。
原文のリズムの良さが、志ん朝の語りのテンポの良さとマッチして「完成品」に仕上がっていて、何度聴いても楽しめます。
TV版もいいですね。脚本と配役がいいです。特にフランキー堺の伊砂の善八は適役です。
吉右衛門とのカラミは何度見ても見惚れます。
鬼平犯科帳は毎回一流のゲストを迎えて贅沢な作品を制作しています。中村又五郎や本田博太郎のように凄みを実感させる名優も印象的ですが、フランキー堺や米倉斉加年のような上手さを実感させる名優も大好きです。
今回、フランキー堺ってどんな人だったのかなぁと思い、彼の肩書きを調べてみて驚きました。
ジャズ・ドラマー、コメディアン、俳優、写楽研究家、落語家、大学教授、紫綬褒章受章者。
これほど多彩な才能の持ち主だったとは・・・。
喜劇役者でありながら、「私は貝になりたい」のような作品ではシリアスな役もこなす上手い役者、くらいにしか思っていませんでした。
最近見ないと思ったら、10年も前に亡くなっていたのですね。享年67歳は若すぎます。残念です。
フランキーさんと言えばもう一つ。司会者としての顔もありますね。
「霊感ヤマカン第六感」の名司会ぶりが懐かしいです。
今なら、youtubeに上がってると思いますのでよろしかったらぜひ。