今回のお気に入りは、ダンゴムシの本です。
「2040年の未来予測」は読みやすかったけれど内容が硬かったので、思い切り軟らかい本を読もうと思い選んだのが「ダンゴムシの本」。
本書の魅力は何といっても「ダンゴムシの飼い方」を紹介している点。
以前「ミミズの飼い方」を紹介している本を読んでとても楽しかったので期待して読みました。
本書の魅力は何といっても「ダンゴムシの飼い方」を紹介している点。
以前「ミミズの飼い方」を紹介している本を読んでとても楽しかったので期待して読みました。
本書の内容紹介には「もくじ」も含まれています。
「もくじ」を読むだけでワクワクしてしまいました。
「もくじ」を読むだけでワクワクしてしまいました。
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ダンゴムシは海を渡ってやってきた! ?
子どもも大人も楽しめる、ダンゴムシづくしの本!
各種類のチャームポイント、探し方から飼い方まで。
実際に採集し、飼ってみた。
掲載写真500点以上!
初公開の生態写真もたくさん。
日本にはこんなにたくさんのダンゴムシがいるんです!
ダンゴムシは海を渡ってやってきた! ?
子どもも大人も楽しめる、ダンゴムシづくしの本!
各種類のチャームポイント、探し方から飼い方まで。
実際に採集し、飼ってみた。
掲載写真500点以上!
初公開の生態写真もたくさん。
日本にはこんなにたくさんのダンゴムシがいるんです!
<目次>
はじめに~なぜ、ダンゴムシは人気者なの?
はじめに~なぜ、ダンゴムシは人気者なの?
1 ダンゴムシって?
ダンゴムシのからだ
まるまるダンゴムシ
ダンゴムシの一年
ダンゴムシの赤ちゃん誕生
ダンゴムシのからだ
まるまるダンゴムシ
ダンゴムシの一年
ダンゴムシの赤ちゃん誕生
2 ダンゴムシと仲間たち図鑑
図鑑の見方
ダンゴムシ
Column No.1 何の仲間?
ワラジムシ
フナムシ
Column No.2 ヨーロピアンです
ソノホカ
まるまる仲間たち
Column No.3 青いダンゴムシ
図鑑の見方
ダンゴムシ
Column No.1 何の仲間?
ワラジムシ
フナムシ
Column No.2 ヨーロピアンです
ソノホカ
まるまる仲間たち
Column No.3 青いダンゴムシ
3 ダンゴムシを愛でる
飼育に必要なもの
ダンゴムシ飼育の基本
樹上性ダンゴムシの飼い方
ハマダンゴムシの飼い方
ダンゴムシの食事
コンクリがお好き?
飼育に必要なもの
ダンゴムシ飼育の基本
樹上性ダンゴムシの飼い方
ハマダンゴムシの飼い方
ダンゴムシの食事
コンクリがお好き?
4 ダンゴムシを探してみよう
必要な道具、採集方法
身近な場所でダンゴ探し
沖縄でダンゴ探し
浜でダンゴ探し
Column No.4 からだの大きさ
必要な道具、採集方法
身近な場所でダンゴ探し
沖縄でダンゴ探し
浜でダンゴ探し
Column No.4 からだの大きさ
5 ダンゴムシが好き!
ダンゴムシグッズ
ダンゴムシ本
ダンゴムシと出会える施設
あとがき
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ダンゴムシグッズ
ダンゴムシ本
ダンゴムシと出会える施設
あとがき
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まえがきに、昆虫は触れなくてもダンゴムシは平気という子がたくさんいることが紹介されています。
虫好きにとっては意外でした。
虫好きにとっては意外でした。
本書は2013年発行。
2000年ころからダンゴムシに関する絵本や写真集がたくさん発行されていたので、どちらかというとブームの後の集大成という趣がありました。
かわいい写真集であり、国内全種を網羅する図鑑であり、その生態や飼い方のコツを教える指導書でもあります。
ダンゴムシを1種類ずつ紹介するコーナーは、全部がダンゴムシなので退屈かと思ったら、それぞれの特徴がとてもわかりやすく書かれていてとても面白かったです。
つい時間を忘れて読みふけってしまう程でした。
さらにこれまでの記載の間違いを訂正する文章がとても丁寧で好感が持てました。
「第6刷までは〇〇と記載していたが、××という理由でそれは間違いだとわかり、本書(第7刷)の△△が正しい」など。
具体的には、国内の離島一か所にだけ生息すると考えられていたダンゴムシが東南アジアのある国にも生息していたことが判明したため種名を改めた、などという訂正理由です。
2000年ころからダンゴムシに関する絵本や写真集がたくさん発行されていたので、どちらかというとブームの後の集大成という趣がありました。
かわいい写真集であり、国内全種を網羅する図鑑であり、その生態や飼い方のコツを教える指導書でもあります。
ダンゴムシを1種類ずつ紹介するコーナーは、全部がダンゴムシなので退屈かと思ったら、それぞれの特徴がとてもわかりやすく書かれていてとても面白かったです。
つい時間を忘れて読みふけってしまう程でした。
さらにこれまでの記載の間違いを訂正する文章がとても丁寧で好感が持てました。
「第6刷までは〇〇と記載していたが、××という理由でそれは間違いだとわかり、本書(第7刷)の△△が正しい」など。
具体的には、国内の離島一か所にだけ生息すると考えられていたダンゴムシが東南アジアのある国にも生息していたことが判明したため種名を改めた、などという訂正理由です。
残念だったのは、本書には研究途上で未解明と書かれた箇所が多く、子どもたちの研究テーマにもなりそうなのに、フリガナがなくて読みづらいこと。
あとがきに、ダンゴムシに関する書籍は子ども向きばかりなのであえて大人向きとした、と書かれていますが、内容的には子どもも大人も十分理解ができます。
この手の本として実にもったいないと思いました。
あとがきに、ダンゴムシに関する書籍は子ども向きばかりなのであえて大人向きとした、と書かれていますが、内容的には子どもも大人も十分理解ができます。
この手の本として実にもったいないと思いました。
とにかく本書は抜群に面白いので、ダンゴムシに少しでも興味がある子どもや大人におススメします!
最後に本書で学んだダンゴムシとその仲間のことを自分用にメモします。
・ダンゴムシの体は14節からできている
頭部が1節、胸部が7節、腹部・尾部が6節、そして脚は7対
触角は第1と第2があり、第1は高性能臭覚センサー、第2は弱い視力を補う触覚センサー
・脱皮は前半分と後半分に分けて行う
・水はお尻から飲む
・ダンゴムシの仲間にはワラジムシやフナムシがいる
身を守るために丸まるものと素早く逃げるものに分かれる
なおフナムシには陸に済むものもいる
・ダンゴムシのメスは腹の表面に孵化ケースを持ち、子どもたちが孵ってもしばらく保護する
・世界にはカラフルなダンゴムシがいる
・フナムシは海外でも海のゴキブリとして嫌われている
陸に住む種もいる
・ダイオウグソクムシはイカをムシャムシャ食べる
・カルシウムを吸収するためコンクリートを食べるというのは単なる都市伝説
・現在日本で普通に目にするオカダンゴムシは外来種で、神奈川県から全国に広まったらしい
・ワラジムシやフナムシは丸まることができない
・青いダンゴムシが話題になったことがあるが、あれはウイルスに侵された個体
頭部が1節、胸部が7節、腹部・尾部が6節、そして脚は7対
触角は第1と第2があり、第1は高性能臭覚センサー、第2は弱い視力を補う触覚センサー
・脱皮は前半分と後半分に分けて行う
・水はお尻から飲む
・ダンゴムシの仲間にはワラジムシやフナムシがいる
身を守るために丸まるものと素早く逃げるものに分かれる
なおフナムシには陸に済むものもいる
・ダンゴムシのメスは腹の表面に孵化ケースを持ち、子どもたちが孵ってもしばらく保護する
・世界にはカラフルなダンゴムシがいる
・フナムシは海外でも海のゴキブリとして嫌われている
陸に住む種もいる
・ダイオウグソクムシはイカをムシャムシャ食べる
・カルシウムを吸収するためコンクリートを食べるというのは単なる都市伝説
・現在日本で普通に目にするオカダンゴムシは外来種で、神奈川県から全国に広まったらしい
・ワラジムシやフナムシは丸まることができない
・青いダンゴムシが話題になったことがあるが、あれはウイルスに侵された個体
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