今回のお気に入りは竹鶴政孝パート15、ピュアモルトブラックです。
20年以上前、酒屋でおもしろいボトルデザインのウイスキーを見かけ買いました。
化学薬品でも入っているようなシンプルなボトル。あとは小さなラベルが貼ってあるだけ。
それがニッカピュアモルトブラックでした。(今とはキャップが違います)
当時は家で飲むときにはストレートばかりでしたので、一口、グッと飲みました。
ヘビーな口当たりのあとにモルトの味わいが広がりました。
「美味しい」
ストレートで飲むと日本のウイスキーは辛いばかりでしたが、このウイスキーは高級な輸入ウイスキーに近い味わいがありました。
これは良いものを見つけたと思い、次はピュアモルトレッドを買って飲んでみました。
こちらはブラックとは対照的にライトな口当たりのあとにモルトの味わいが広がりました。
どちらも「美味しい」、しかも安い。
今から思えば、このときからニッカのファンになったように思います。
今のように竹鶴の物語もピュアモルトの何たるかも何も知らない頃に、味わいだけでファンになったのです。
誰かが言っていましたが、無印良品を意識してニッカの職人魂が作った「中身だけで勝負」のウイスキーだったのでしょう。
こういうものはそうそうヒットするものではありません。
案の定、小ヒットで終わり、本物志向の評価はオールモルトの大ヒットを待つことになります。
しかし某大手ウイスキーメーカーは小ヒットにも敏感に反応し同名のピュアモルトを発売しました。それが全くヒットせずすぐに撤退したのは、表面だけのマネでは消費者がついてこない本物志向の時代が近づいていた予兆だったのでしょう。
現在のニッカの躍進はピュアモルトブラック/ホワイトの発売を期に加速したのではないでしょうか。
20年以上前、酒屋でおもしろいボトルデザインのウイスキーを見かけ買いました。
化学薬品でも入っているようなシンプルなボトル。あとは小さなラベルが貼ってあるだけ。
それがニッカピュアモルトブラックでした。(今とはキャップが違います)
当時は家で飲むときにはストレートばかりでしたので、一口、グッと飲みました。
ヘビーな口当たりのあとにモルトの味わいが広がりました。
「美味しい」
ストレートで飲むと日本のウイスキーは辛いばかりでしたが、このウイスキーは高級な輸入ウイスキーに近い味わいがありました。
これは良いものを見つけたと思い、次はピュアモルトレッドを買って飲んでみました。
こちらはブラックとは対照的にライトな口当たりのあとにモルトの味わいが広がりました。
どちらも「美味しい」、しかも安い。
今から思えば、このときからニッカのファンになったように思います。
今のように竹鶴の物語もピュアモルトの何たるかも何も知らない頃に、味わいだけでファンになったのです。
誰かが言っていましたが、無印良品を意識してニッカの職人魂が作った「中身だけで勝負」のウイスキーだったのでしょう。
こういうものはそうそうヒットするものではありません。
案の定、小ヒットで終わり、本物志向の評価はオールモルトの大ヒットを待つことになります。
しかし某大手ウイスキーメーカーは小ヒットにも敏感に反応し同名のピュアモルトを発売しました。それが全くヒットせずすぐに撤退したのは、表面だけのマネでは消費者がついてこない本物志向の時代が近づいていた予兆だったのでしょう。
現在のニッカの躍進はピュアモルトブラック/ホワイトの発売を期に加速したのではないでしょうか。
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