今回のお気に入りは、流星ワゴンです。
この度ドラマ化された重松清著「流星ワゴン」を読みました。
AMAZONの内容紹介を引用します。
=====
死んじゃってもいいかなあ、もう…。
38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。
そして―自分と同い歳の父親に出逢った。
時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。
やり直しは、叶えられるのか―?
「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
=====
久々の重松もの。
「とんび」のような感動作を想像していましたが随分と違いました。
思わず感動の涙が流れる、というシーンが最後まで出てきませんでした。
重松ものはあまり読んだことがなくこれで4冊目。
2002年に出版された単行本の帯に「3年ぶりの長編」と書かれていました。
当時著者は新境地として発表したのかもしれませんね。
家庭が崩壊した主人公と不幸な最期をとげた親子が、これまでの人生の岐路に立ち戻り、やり直しのヒントを得ていきます。
決して過去は変えられない。
けれども未来は変えられる。
自分の考え方次第で、自分の置かれている状況は変えられるのです。
少しずつですが・・・。
たとえそれが人の心でも。
そういう希望を与えてくれるふんわりとした読後感。
静かな感動を味わうことができる作品でした。
私自身、置かれている状況のすべてに満足している訳ではありません。
自分の考え方や行動を少し変えるだけで、少しずつ良い方向に変えられそうな希望を持つことができました。
改めて家族関係をはじめとした状況を見回しています。
これこそ本書の価値。
読書で違う人生を経験することの素晴らしさを感じた一冊でした。
こうなってはドラマも気になります。
この度ドラマ化された重松清著「流星ワゴン」を読みました。
AMAZONの内容紹介を引用します。
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死んじゃってもいいかなあ、もう…。
38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。
そして―自分と同い歳の父親に出逢った。
時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。
やり直しは、叶えられるのか―?
「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。
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久々の重松もの。
「とんび」のような感動作を想像していましたが随分と違いました。
思わず感動の涙が流れる、というシーンが最後まで出てきませんでした。
重松ものはあまり読んだことがなくこれで4冊目。
2002年に出版された単行本の帯に「3年ぶりの長編」と書かれていました。
当時著者は新境地として発表したのかもしれませんね。
家庭が崩壊した主人公と不幸な最期をとげた親子が、これまでの人生の岐路に立ち戻り、やり直しのヒントを得ていきます。
決して過去は変えられない。
けれども未来は変えられる。
自分の考え方次第で、自分の置かれている状況は変えられるのです。
少しずつですが・・・。
たとえそれが人の心でも。
そういう希望を与えてくれるふんわりとした読後感。
静かな感動を味わうことができる作品でした。
私自身、置かれている状況のすべてに満足している訳ではありません。
自分の考え方や行動を少し変えるだけで、少しずつ良い方向に変えられそうな希望を持つことができました。
改めて家族関係をはじめとした状況を見回しています。
これこそ本書の価値。
読書で違う人生を経験することの素晴らしさを感じた一冊でした。
こうなってはドラマも気になります。