今回のお気に入りは、「虫魚の交わり」です。
本書が発行されたのは1986年。今からから29年も前。
AMAZONでは次のように紹介されています。
=====
仏文学者で稀代の虫好きと、若き百科全書派で魚マニアによる博物学蘊蓄ダイアローグ。
=====
虫好きとは奥本大三郎、そして魚マニアは荒俣宏。
昨年、奥本版「ファーブル昆虫記」と荒俣版「ビーグル号航海記」を読んだので、その二人がどんな対談をしたのか興味があり読みました。(どちらも少年向けシリーズ)
本書の裏表紙に二人の写真が載っています。
29年も前ですから当然ながら実に若い。
それなのに対談内容に驚かされます。
何たる博識!
余りページ数がない本ですが、博物学に興味がある人にとっては読み応えのある一冊です。
特に古今東西の古い博物誌や旅行記、図鑑について語り合っている箇所はとても面白かったです。
また現代のように狭く分野分けしていないために、博物学がいかに広い視野を持った学問だったかを再認識しました。
世のすべてが互いに関係していることを考えると、現代でも博物学的な視野は必要と思いました。
ものの考え方においても。
科学の発展においても。
最後に。
本書の題名は「水魚の交わり」ということわざをもじったものだと思います。
このことわざは、親密な付き合いを表しますが、本書でもその様子が大いに感じられました。
なかなか良い題名と感心しました。
本書が発行されたのは1986年。今からから29年も前。
AMAZONでは次のように紹介されています。
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仏文学者で稀代の虫好きと、若き百科全書派で魚マニアによる博物学蘊蓄ダイアローグ。
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虫好きとは奥本大三郎、そして魚マニアは荒俣宏。
昨年、奥本版「ファーブル昆虫記」と荒俣版「ビーグル号航海記」を読んだので、その二人がどんな対談をしたのか興味があり読みました。(どちらも少年向けシリーズ)
本書の裏表紙に二人の写真が載っています。
29年も前ですから当然ながら実に若い。
それなのに対談内容に驚かされます。
何たる博識!
余りページ数がない本ですが、博物学に興味がある人にとっては読み応えのある一冊です。
特に古今東西の古い博物誌や旅行記、図鑑について語り合っている箇所はとても面白かったです。
また現代のように狭く分野分けしていないために、博物学がいかに広い視野を持った学問だったかを再認識しました。
世のすべてが互いに関係していることを考えると、現代でも博物学的な視野は必要と思いました。
ものの考え方においても。
科学の発展においても。
最後に。
本書の題名は「水魚の交わり」ということわざをもじったものだと思います。
このことわざは、親密な付き合いを表しますが、本書でもその様子が大いに感じられました。
なかなか良い題名と感心しました。