今回のお気に入りは竹鶴政孝パート18、竹鶴政孝のヒゲです。
晩酌のお供、竹鶴17年のラベルには竹鶴政孝が描かれています。
彼のトレードマークであるカイゼルヒゲについて、本人の言動を集めてみました。
「このヒゲには、別に取り立てていわれはない。結婚したころから生やしはじめたので、いちおう結婚記念のためだ、ということにしてある。」
「留学当時、堂々たる体格の英国人のなかにあって、少しでも貫禄のある格好をしたほうがよいとか、また、若僧に見られたくないとか、そんな気持からだったようだ。」
「戦時中、このヒゲをそったほうがよかろうと思ったことがあった。このとき、女房のリタは絶対反対だという。「ヒゲのないあなたの顔など想像もつかない」という。こんなわけで、女房のたっての望みもあって、そらずじまいになった。」
「ヒゲにせよ、勲章にせよ、…(中略)…私の生命とするウイスキーの品質向上のためには、直接関係のないことかもしれぬ。しかし、そうしたものが私の信用を少しでも高めてくれ、結果的には、この信用の評価が品質向上を支えてくれるものになりはせぬか。そうした意味からも、私は断固としてヒゲをそらないのである。」
竹鶴政孝の言動はヒゲに関するものでさえ最後に必ず「品質が生命」という信念に至ることに感心します。
その信念を示す言葉をひとつ。
「…3級ウイスキーメーカーになり下がるのをきらって経営不振にも陥った。これらはみな、品質を生命とするウイスキーをつくりあげたいという私の気持から発したものであった。」
晩酌のお供、竹鶴17年のラベルには竹鶴政孝が描かれています。
彼のトレードマークであるカイゼルヒゲについて、本人の言動を集めてみました。
「このヒゲには、別に取り立てていわれはない。結婚したころから生やしはじめたので、いちおう結婚記念のためだ、ということにしてある。」
「留学当時、堂々たる体格の英国人のなかにあって、少しでも貫禄のある格好をしたほうがよいとか、また、若僧に見られたくないとか、そんな気持からだったようだ。」
「戦時中、このヒゲをそったほうがよかろうと思ったことがあった。このとき、女房のリタは絶対反対だという。「ヒゲのないあなたの顔など想像もつかない」という。こんなわけで、女房のたっての望みもあって、そらずじまいになった。」
「ヒゲにせよ、勲章にせよ、…(中略)…私の生命とするウイスキーの品質向上のためには、直接関係のないことかもしれぬ。しかし、そうしたものが私の信用を少しでも高めてくれ、結果的には、この信用の評価が品質向上を支えてくれるものになりはせぬか。そうした意味からも、私は断固としてヒゲをそらないのである。」
竹鶴政孝の言動はヒゲに関するものでさえ最後に必ず「品質が生命」という信念に至ることに感心します。
その信念を示す言葉をひとつ。
「…3級ウイスキーメーカーになり下がるのをきらって経営不振にも陥った。これらはみな、品質を生命とするウイスキーをつくりあげたいという私の気持から発したものであった。」