今回のお気に入りは竹鶴政孝パート16、「ローリー卿」その2です。
竹鶴政孝パート10でニッカの看板のモデルが、17世紀の「冒険家」ウォルター・ローリーであるという説と19世紀末の「キング・オブ・ブレンダーズ」W・P・ローリーであるという説があり、竹鶴威会長も本当のモデルがわからない、というコメントをしていると書きましたが、結論が出ましたのでここで報告します。
ニッカの看板のモデルは「キング・オブ・ブレンダーズ」W・P・ローリーが正解です。
昭和41年6月にダイヤモンド社から出版された竹鶴政孝著「ヒゲと勲章」をあらためて読んでみると、18ページにそれについての記述がありましたので下記に引用します。
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黒いビンに、ヒゲをたくわえたおやじのラベル。このおやじはお前がモデルか、とよく聞かれるが、とんでもない話だ。これは「キング・オブ・ブレンダー」という称号を与えられたW・P・ロウリーというブレンドの神様みたいな人の肖像である。いくら心臓の強い私でも、私自身をラベルにのせるほど、ずうずうしくはない。
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昭和40年にブラックニッカのラベルで初めて使用されたモデルについて、翌年の昭和41年に発行された竹鶴政孝の著書に書かれているのですからまずまちがいないと思います。
それにしても竹鶴政孝はまさか自分自身が後に「竹鶴シリーズ」のラベルにのるとは思ってもいなかったようですね。
竹鶴政孝パート10でニッカの看板のモデルが、17世紀の「冒険家」ウォルター・ローリーであるという説と19世紀末の「キング・オブ・ブレンダーズ」W・P・ローリーであるという説があり、竹鶴威会長も本当のモデルがわからない、というコメントをしていると書きましたが、結論が出ましたのでここで報告します。
ニッカの看板のモデルは「キング・オブ・ブレンダーズ」W・P・ローリーが正解です。
昭和41年6月にダイヤモンド社から出版された竹鶴政孝著「ヒゲと勲章」をあらためて読んでみると、18ページにそれについての記述がありましたので下記に引用します。
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黒いビンに、ヒゲをたくわえたおやじのラベル。このおやじはお前がモデルか、とよく聞かれるが、とんでもない話だ。これは「キング・オブ・ブレンダー」という称号を与えられたW・P・ロウリーというブレンドの神様みたいな人の肖像である。いくら心臓の強い私でも、私自身をラベルにのせるほど、ずうずうしくはない。
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昭和40年にブラックニッカのラベルで初めて使用されたモデルについて、翌年の昭和41年に発行された竹鶴政孝の著書に書かれているのですからまずまちがいないと思います。
それにしても竹鶴政孝はまさか自分自身が後に「竹鶴シリーズ」のラベルにのるとは思ってもいなかったようですね。