
小生が子供の頃の好物のひとつが大阪は阿部野にある近鉄デパートで売っているピロシキだった。当時の具は玉ねぎ、ミンチ肉にゆで卵をつぶしたものも入っていた。パンは今のカレーパンに近い状態だったような記憶がある。
(追記)
この小生思い出のピロシキは大阪のパルナスという店の商品だったらしいのだが、残念ながら今はもう無い。年配の関西人なら誰もが一度は聴いたころがあるTVCM『ロシアのおじさん言うことにゃ本場の味よりまだ美味い』で有名。
今でも東京でロシア料理の店は決して多くないが、老舗ロゴスキーが桜丘の本店をたたんだそうだ。今ではレストランは東急プラザ店のみとなってしまった。かっては渋谷市場にも売店があって、閉店時間近くになると割引になるピロシキをよく買ったものだが、今では売店は東武デパートにしかないそうだ。

(道路側に看板があった)
そのロゴスキーの工場が便利なことに拙宅の近くにあり、販売もしていることを最近になって知り電話をしてみた。電話で注文を受けてからピロシキを揚げる。したがって揚げたての状態で受け取ることができるし、しかも値段も店頭で買うよりも安い!今回は肉、カレー、蟹を注文。ついでにボルシチの缶詰も買って計1380円也。外観はお店ではないが、ブザーを押すと奥から調理服姿のおばさんが注文したものを持って現れた。ホッカホッカの状態だ。やはりピロシキの揚げたての味は格別。世田谷通りに近いのでドライブ時の車中の軽食にも最適。なんとキノコの壺焼きもオーダー可能。

(ピロシキの形で種類がわかれば通)
ロゴスキーのピロシキは春雨が入っていてユニークだが、今でもピロシキを食べると子供の頃食べたことを想い出す小生であった。桜新町にはロシア人が多いと言われたことがあったが、ひょっとしてここが目当て?今度聞いてみよっと。
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