モーツアルトは短調の曲が非常に少ない作曲家ですが、総じて短調は名曲揃いです。このK304はK310と並んで演奏旅行でパリに滞在中(1778年)に亡くなってしまった母を想って書かれた曲と言われています。のちにフランス革命で処刑されることになるルイ16世の時代の話です。
小生が所有しているCDはダメイとピリスのモーツアルト・バイオリン・ソナタ集ですが、こちらのヒラリー・ハーンの演奏の方が楽器のもつ繊細な音色とヴィブラートのかけ方が効果的で泣けます。。
Mozart: Sonata for Piano and Violin in E Minor, K. 304 - I. Allegro
Mozart: Sonata for Piano and Violin in E Minor, K. 304 - II. Tempo di minuetto