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聖書あれこれ:7つのラッパとニガヨモギの星(続々)

 
 天使が雲に包まれて天から降りてきた。虹を頂いた頭、太陽のような顔、火の柱のような足をしていた。右足を海上に、左足を地上に踏み下ろし、獅子が吼えるように大声で叫ぶと、7つの雷が声を上げて語った。
 ヨハネは開かれた小さな巻物を受け取り、それを食べた。口には蜜のように甘いが、腹には苦かった。

 ヨハネは測り竿を与えられ、神の聖所と祭壇、そこで礼拝する人々とを測るよう命じられた。
 神の二人の証人が1260日間預言をし、彼らに危害を加える者は、彼らの口から吐かれる火で殺された。預言のあいだ、彼らは天を閉じて雨を降らせない力、水を血に変え、あらゆる災害で地を打つ力を持った。
 その後、奈落から上り来る獣が彼らを殺した。彼らの死体は大いなる都の大通りにさらされ、人々は彼らの死体を眺め、喜ぶが、3日半後、彼らが神により甦るのを見て、非常な恐怖に襲われた。
 二人の預言者が雲に乗って天に昇ると、大地震が起き、都の10分の1が倒れ、7千人が死んだ。生き残った人々は驚懼し、神を拝した。

 第7の天使がラッパを吹き鳴らすと、天に大声が起こった。
「この世の国は主とキリストとの国となった」
 24人の長老はひれ伏し、神を拝して言った。
「御名をを怖れる者たちに報いを与え、 地を滅ぼす者たちを滅ぼしてくださるときが来た」
 天の神の聖所が開かれて契約の箱が見え、稲妻、声、雷鳴、地震が起こり、大粒の雹が降った。

 画像は、ブレイク「最後のラッパ」。
  ウィリアム・ブレイク(Wlliam Blake, 1757-1827, British)

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