チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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アイロン/昭和なもの

2023年02月18日 | 昭和なもの
今日は暖かったので、久しぶりに実家へ確認と片付けに行きました。
そこで見つけたものが本日のネタです。

私、チエが昭和であると感じるものを紹介するシリーズ。

アイロン自体は昭和でも何でもないのですが、チエちゃん家(実家)のこのアイロンが昭和なのです。
それは、このアイロンがチエちゃん家で初めて買った電気アイロンだからです。
レトロ感があるでしょ?
私の記憶では、昭和40年前後の洗濯機とほぼ同じ時期に購入したと思います。
それ以前のアイロンはおばあちゃんの「焼きごて」のほか、中に炭火を入れる「炭火アイロン」を使っていたと思います。
微かに記憶に残っています。(実家でも、さすがにこれは残っていなかった)
コンセントを差し込むだけで熱くなるこの電気アイロンは画期的なものだったのです。
ただし、現在のような温度を調整する機能とスチーム機能はなく、霧吹きを使って布を湿らせてから、アイロンがけをしました。
うっかりしていると、炭火アイロンと同じく布に焼け焦げを作ることになってしまうこともありました。
アイロンに表示されているメーカー名も「Panasonic」ではなく前身の「ナショナル」(松下電器産業)ですね。
おそらく、いまでもこれ使えると思います。
だから、スチームアイロンを購入した後も、両親は捨てずに仕舞っておいた。
まったく。ほんとに、もう~ (おかげでブログネタにできるんですけどね😆

今、思い返してみると、昭和39年の東京オリンピック以降、庶民に電化製品が急速に普及したんだなと思います。
戦後の酷い状態から、約20年でそこまで復興させたのですから、あの時代の日本人は本当によくがんばったのですよ。