チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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狭心症

2012年07月08日 | チエの玉手箱
昨年11月、心臓カテーテル検査で異常が見つかったヒロシは、ステント挿入の施術を受けている。
先月19日、その後の経過を見るため、心カテ(医療関係者は、心臓カテーテル検査を短縮してこう呼ぶ)を再度行った結果、冠状動脈の別の箇所に狭窄が見つかった。
やはりという思いはあった。
最近、また背中が痛いと言っていたし、透析中に血圧が低下して途中で打ち切ったとも聞いていた。
透析中に血圧が低下すると危険なのだ。意識不明となって、そのまま逝ってしまう。
透析患者はこうして透析中に亡くなる方も多い。

医師:「ヒロシさん、狭心症の再発ですね。ステント挿入施術をしましょう。」

えっ? 狭心症だったの? 以前、そんなこと言われたっけ?
あわてて、ネットで調べてみる。

狭心症とは、心臓に血液を供給する冠動脈が動脈硬化によって狭窄し、心筋に十分な血液が送られなくなるために起こる心疾患。
透析患者では、糖尿病や喫煙歴のある人がなりやすい。
冠状動脈というのは、心臓の回りを網の目のように覆っている血管のこと。

おお、まさにヒロシの症状だ。病気の王道をいってる。

という訳で、先週ヒロシは入院。
狭窄箇所が難しい場所だったらしいが、無事ステント挿入施術ができた。
またまた命拾いをした。