チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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宮古 いか一夜干し

2012年01月20日 | 大地震
福島県福島市在住@チエちゃんです

もう先々週のことになります。(日々は、あっという間に過ぎてゆく~)
お米を買いにいつもの農協直売所に行きました。

10月に佐藤福島県知事が米の安全宣言を出した直後に、うれしげに並んでいた福島県産・地元産のお米は、福島市大波地区の農家のお米から基準値以上の放射性物質が検出されて以来、店頭から姿を消したままです。
現在は、すべてのお米を検査中とのこと。

代わりに売っているお米はというと、長野県産ひとめぼれ、新潟県産コシヒカリ。
新潟県産コシヒカリは、少々お高いのですが・・・、
「俺はもう残り少ない人生なんだから、うまい米が食いたい」
というヒロシの意見に、それもそうだなと思い、購入。
原発事故のお陰で、日本一うまい新潟県産コシヒカリが食べられるとは、皮肉なものです。
本当は、地元の、福島県産のお米が食べたいのに。

え~と、余談が長くなってしまいました。
農協の直売所には、地元産だけでなく、全国の特産品などが並んでいることもあります。
今回、目が行ったのが、この「いかの一夜干し」です。
画像の上の方に、「宮古」って書いてあるでしょ?
宮古市も、今回の東日本大震災で、甚大な被害を受けたはずです。
ああ、復興に向かって、少しずつ歩み始めているのだなと思わず応援したくなりました。
その夜は、早速焼いて、マヨネーズとおしょうゆでいただきました。
柔らかくて、美味しかったですよ~

それに比べて、思いを馳せるのは、福島県の漁業関係者たちのことです。
漁に出ることもできず、つらく苦しい日々を送っているのに違いないのです。