ひまわり

わたしを、支えてくれる、たくさんのひと。



『さみしいとか、かなしいとか、そんなことではなくて、
　なんだかわからないけど、ひどくせつないときがあるでしょう？？？
　そんなときは、いつでも電話していいよ。
　いつでも、とんでいってあげるから。』


そう言ってくれたのは、
わたしと同じ場所で転び、同じところを怪我したことのあるひと。
こんなふうに、温かく見守ってくれるひとがいるというだけで、
わたしは、とても、つよくなれる。



わたしがいま働いているのは食品関係の会社だけれど、
わたしのしていることは、食品とは全く関係がないこと。

なんでこの会社に入ったの？と上司に聞かれて、
わたしは、フードコーディネーターになりたいんです、って答えた。
全く関係ない部署になっちゃたね、って前置きしてから。


『ちょっと辛抱してごらん。
　きっと、いつか、いいことがあると思うよ』


って、言葉をかけてくれた。



わたしは、
ONE NIGHT CAFE　という、その名の通り、
一夜限りのカフェのイベントを仲間達と企画している。
わたしは、この仲間達が、あり得ないくらいに、だいすき。

わたしが、どうすればいいんだろう、とか、
無理なんじゃないか、とか、ちょっぴり弱気になったとき。


『等身大でいいんだよ。
　チャコなら、ぜったい、できるって』


そんなふうに、いつも背中を押してくれる、仲間がいる。
わたしを、元気づけ、勇気づけ、導いてくれる、仲間。



ことば、ってとてもおおきな力をもつ。
ことば、ひとつで、
わたしはとても、つよくなれる。





電車を降りて、バス停の横を通ると、
季節はずれのひまわりが咲いていたの。


細い茎で、風でゆらゆら揺れながら、
それでもきちんと自分でたって、まっすぐに咲いていた。


わたしも、
平均台を歩くときみたいに、
ふらふらゆらゆらしてしまうけど両手でしっかりバランスをとって、
下を見ないで前だけをみて、
おそるおそるでも、少しずつでも、一歩ずつ、
前にすすみたいな、って思ったの。


そして、
その平均台から、いつ落ちてもいいように、
やわらかなマットを用意してくれている、
友達や仲間や、周りにいてくれるひとたちに、
こころから、感謝したいな、って思ったの。


ありがとう☆☆☆