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ヴィシアの和食料理の決め手:「おかべや」の天然だし

2005-09-01 05:20:20 | おいしいもの

モンブランご来店の皆様、こんばんは。
昨日は絶品稲庭そうめんの話を、アツク語ってしまいました。(^▽^;

その中で「めんつゆは手作りがおいしい」と書いたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。
昨今の主婦に漏れず、あまり和食系は得意ではないヴィシアですが、おだしの味には私なりに結構こだわりを持っています。
実家の亡き母は普段はいわゆる「ほん○し」系のものを使っていて、まぁそれはそれでおいしかったのですが、お正月だけは気合いを入れて「命のだし」を大量に取り、お雑煮や年越しそば、煮物などに使っていました。

昔の人ですから、おせち料理は年に一度の大ご馳走です。
だし作りにも大盤振る舞い。往年の名番組「料理の鉄人」で、和食の鉄人・道場六三郎氏が「これでもかぁっ」と大量投入したかつおぶしの勢いそのままに、大鍋に2パックくらいどっかんと投入し、ゴージャスなおだしを取っていました。
おだしは煮物のほか、年越しそばのめんつゆやお雑煮のつゆに使われました。
母が気合いを込めて作るおだしはことのほか美味しく、めんつゆやお雑煮のおつゆはぜ~んぶ飲んでしまったものです。

その味の記憶があるせいか、ヴィシアも結婚して家でうどんやそうめんを作り始めた時、最初は市販のめんつゆを使ってみましたが、どうにも満足がいきません。
なので自己流ですが、いつもめんつゆは手作りすることにしています。
つゆを手作り、なんていうと結構大変そうに思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことはないんですよ。(^▽^)

でも、母のように「命のだし」をいちいちとっていてはさすがに大変で、コストもかかるので、ウチでは強~い味方にお世話になっています。

それがトップ画像のかつおだしの粉末です。

メーカーは神奈川県相模原市の「おかべや」さん。
「おかべやの天然かつおだし」という製品です。

「おかべや」さんのホームページ

もともとはお豆腐屋さんだったようですが、このおだしの他に、パンなども販売を始めたようです。
このホームページは正直言ってちょっとわかりにくいのですが、ヴィシアがこちらのお店を知ったきっかけは、あの有名通販雑誌「通販生活」を立ち読みしたことからでした。
最初は「通販生活」を通じてオーダーしたのですが、そのルートだと大袋3パックセットでないと買えないので、その後、新宿の小田急内に直営店があることを知ってからは、直営店に赴いて必要量だけ買っています。
一袋で結構もつので・・・。値段は確か、一袋270gで¥1500くらいだったと思います(ちょっと調べてみたのですが、正確な値段がわかりません。ごめんなさい)

このかつおだし、焼津港に水揚げの鰹で作った鰹節・北海道羅臼産の昆布・内モンゴルの湖塩・北海道産のてん菜糖・食用酵母エキスをブレンドし、水を加えず粉末にしたもので、化学調味料は入っていません。
だから、できあがったおだしはグルタミン酸ナトリウムのいやに舌に残る味がなく、素直な優しいおだしの風味が味わえます。

少々お値段は張りますが、世界中で一番「だしの味」がわかる国のニンゲンなのですから、(自分できちんと毎回だしを取れればベストなのでしょうが、そうもいかないので)子供たちにまともなだしの味を覚えておいてもらうためにも・・・と思い、ヴィシアはずっとこちらの製品を使っています。
これを使って作っためんつゆは家族に大変好評で、麺が進む進む・・・。
自己流ですが一応レシピ(というほどのこともないのですが)のご紹介です。

<冷やし麺用めんつゆ>(4人分)

1)お鍋に日本酒(料理酒ではなくて、ちゃんと晩酌に飲めるレベルのもの)を100mlくらい入れて、弱火で煮切ってアルコール分を飛ばす。焦がさないようにね~。

2)おかべやさんのだしを入れる。小さじやや山盛り1杯くらい。

3)砂糖(きび砂糖など、上白糖でないもうちょっとコクのあるタイプのもの)を好みの量入れる。甘すぎないようにね!後からでも足せるので、少しずつ入れて調節してください。ウチは小さじ1杯強くらいかな?

4)お醤油を入れる。これも後からでも足せるので、様子を見ながら好みの濃さにしてください。

5)冷水を入れる。ここはケチらず、ミネラルウォーターを入れてみましょう。

6)よく混ぜてだしを溶かし、味を見て必要なら砂糖、醤油で調節する。

7)気合いを入れておいしい麺をゆで、冷水で洗ってぬめりを取って締め、氷水で冷やしてこのめんつゆで好みの具と共に、コドモと激しく争いながら急いで食べる!

どうですか、いかにもヴィシアの料理、超簡単ですよね~。
でも「うめぇ、うめぇ~」とコドモたちがわしわしわし・・・とブルドーザーのように麺を食べていく様子を見ると、「むははは、どうだ、そのへんのめんつゆよりおいしいだろう」という満足感にひたれます。

このおだしはめんつゆの他にも、ヴィシア家の和食系全般で大活躍しています。
もう、「ほん○し」には戻れません・・・。
皆様も、もし機会があったら一度お試しくださいね!

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6 コメント

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いりこだし (ぱぴりお)
2005-09-01 08:07:26
ヴィシア家定番のいりこだしも忘れないでね。

これこそ天然だしの代表格の一つだと思っているぱぴりお。

お味噌汁は、こっちの方が合うかもしれませんね。
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ぱぴりおへ (ヴィシア)
2005-09-01 13:20:49
ぱぴりお、朝からコメントありがとう!いつの間に・・・。(^^;



そうそう、いりこだしも使っていますね。

いつも、ぱぴりおの実家から大きないいツヤツヤの「いりこ」を送ってもらっているんです。



この頃切らしてるんで(催促するのもはばかられ・・・)、代わりに上記のおかべやさんのだしを使ってお味噌汁を作っているんですが、ぱぴりおはずっといりこだしのお味噌汁で育ったせいか、いりこの方が好きみたいですね。



私は母の「ほんだし」お味噌汁で育ったので、「煮干よりかつおだしのほうが、お味噌汁はおいしいんじゃないかなぁ」と思っていたのですが、ぱぴりお実家からのいりこを使ってみて、その深みのある優しい味わいにトリコになりましたね~。



皆さん、いりこだしって、いいいりこだととってもおいしいですよ。あなどれないですよ。

銀色のピカピカのいりこを見ていると、栄養たっぷりという感じで、嬉しくなっちゃいますね。



そうだ!おだしをとった後のいりこは、硬いところや大きな骨を取ってあげれば、猫ちゃんにもいいおやつになるかも・・・。

猫好きの皆様、いかがでしょうか~?
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こんにちは~。 (ミュンコ)
2005-09-01 14:17:49
「稲庭の糸 」とこのおかべやさんのだしで

作っためんつゆの組み合わせ、最高ですね~。

「稲庭の糸 」は、ぜひ来年のシーズンにでも

食べたいと思いました。

おかべやさんのだしほどではないけど

私も、友人にすすめられた天然だしのパックを使っています。

「ほん○し」には、やっぱり戻れませんね。

今度は、おかべやさんのだしも使って

みたいと思いました。



クレイアートのサイトを見ました。

とてもとても最初から、あんな素敵なものは

使えません。

最初は、チューリップを3本、作るそう

です。

どんなチューリップになるか、私も楽しみ

なんですよ~。
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ミュンコさんへ (ヴィシア)
2005-09-01 16:41:49
ミュンコさん、コメントありがとう!



天然だしのパックもいろいろ出ていますよね。ティーバッグみたいになっているやつでしょうか?あれはお湯に入れるだけで、後始末もラクなのに本格的だし、いいですよね~。(^^)



稲庭の糸は、そうめん好きなら絶対喜ぶ喉越しです。

男性って意外とそうめん好きが多いんですよね。あの一気に食べられるところがいいんでしょうかね~。(笑)



おかべやさんのだしは日持ちも十分ですし、少々高いですけど、あって損はないお品だと思います。

新宿の小田急で確か1袋から買えますし、そこではおいしそうなお豆腐(まだ食べたことはありませんが)もたくさん売っているので、行く機会があったらのぞいてみてくださいね。



クレイアート、ミュンコさんならあっという間にあのくらい作れるようになるのでは?

チューリップからスタート・・・なんて、何だか幼稚園のクラスみたいで可愛いですね。

きっといい作品ができますよ!アップ楽しみにお待ちしてます~。
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やっぱり (harry)
2005-09-01 19:57:03
自家製のダシはおいしいよね。

私は子供の時から市販のめんつゆとかが

嫌いだったんですよ。

だからずっと自家製のめんつゆでした。

でも自分では面倒ではやりましぇ~ん。

おいしそうだから今度試してみます。
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harryさんへ (ヴィシア)
2005-09-01 21:43:42
harryさん、コメントありがとう!

自家製のめんつゆで育ったなんて、いいですね~。



自分で作るのって面倒くさいな・・・と私も思っていましたが、この「おかべや」のだしや、ミュンコさんがご紹介してくれたパックのだしなどを使って、「だし取り」さえ手軽にクリアしてしまえば、あとは実は意外とラクちんなんですよ~。(^^)



それでお味は自分の好きなようにできるから、やってみて損はないですよ!
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