シネクイント(移転後)←旧シネパレス
ルーカス・ヘッジズ主演。
ほかラッセル・クロウ×ニコール・キッドマンという重量級の役者陣が脇を固めていますね。
グザヴィエ・ドランも出演。
アーカンソーというから共和党が強い保守的な地域だとは思うけれども、21世紀にもなって同性愛者への矯正プログラムが行われていたとは驚き。
とはいえ、あのプログラムは、ほとんどカルトのセミナーと言っていいものだろうし、引きこもり脱出セミナーもまさにあの手のものだし、現代の日本でも他人事ではないよね。
ラストの父子のやり取り(わかりあえなさ・すれ違い)は、自分と重なる部分があるなと感じました。もしかしたら、この世のすべての父子に通じるのかもしれないですね。
あと、これは、些細なことなのだけれど、ジャレッドとヘンリーのそれぞれの教会の宗派の差異によるノリの違いが面白かった。