『東京公園』

＠シネマ・メディアージュ７

公開２日目の日曜夕方なのに観客６人というガラガラぶりは気にしない気にしない。
青山真治監督のファンには関係ないっ！(キリッｗ)

以下思い付くままにつらつらと。

・小西真奈美のたたずまい系のお芝居も去ることながら、アップや見つめる視線に耐えられるビジュアルで良かったとつくづく思う(笑)。
『レイクサイド・マーダーケース』の原田知世といい、監督は口唇キリリ系のちょっとフェミニンなお姉さんが好きなのかもね。

・三浦春馬はドラマ映画を通じて初めて演技を見たのだけれど、やればできる子ｗ(上から目線でごめんなさいm(__)m)。好感です。

・そして、ヒロ（染谷将太）がこれまたよい味出していましたね～。
というわけで、とにかくキャスティング成功しているなぁ～て思う映画でした。

・富永（榮倉奈々）もハマり役の感じ。『瞼の母』を引用しているところで思わず吹いたｗ

・公園と森で緑つながり、＆バイオレンスなしということで、青山監督の作品としては、『シェイディー・グローヴ』の路線が近いとも言えそうだけれど、あまり今までにない新しい路線の映画という気もする

・ただ、女性像が、とにかく男の目線な気がする。
女性が原作＆監督したら違う感じになると思うなぁ。良いか悪いかでなく。
小西真奈美が演じる美咲の部屋生活感＆の現実感のなさにビックリ。
全編を通して男子が「こうであって欲しい」女性観がバリバリじゃないかしら？(笑)