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LUNACY

cygnus' blog

『台北に舞う雪』(台北飄雪)

2010-02-28 16:33:37 | 映画
@シネスイッチ銀座1

陳柏霖(チェン・ボーリン)の陳柏霖による陳柏霖のための映画(笑)。
陳柏霖が好きなので観に行ってしまいました(しかも前売りまで買っていた!(笑))。

ただ、作品論的には、よいか悪いかでいったら、ダメなヘタレ映画です(爆)。
ノンケ男子のうちのモテない君の価値観が異常増殖した感じのテイストです(笑)。

でも、陳柏霖が演じていると、<7年?後の『藍色夏恋(藍色大門)』>みたいな感じもしてきちゃうよね(笑)。

また、この映画の価値観は、アジア人だからわかるんじゃないかな?欧米人でも親アジア・知アジアな人はわかるだろうけれど、一般人には???な展開かもしれない。

でも、音楽とロケ地・美術はよいよね。
聴きたくなった&行きたくなったから、観光映画としては成功していると思います(笑)。
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『カティンの森』

2010-02-28 13:28:28 | 映画
@銀座シネパトス3

岩波ホールでロードショーしているときに観に行けなかった作品。
東京には名画座があってありがたいよ。

アンジェイ・ワイダ監督。
ポーランドへの祖国愛に満ちた映画をとり続ける監督。

今回は第二次大戦中のポーランドが舞台。
カティンの森の将校虐殺事件を題材にした悲劇。

ポーランドは歴史的にいつも東から西から攻められるシンドイ国ですよね。

第二次大戦中は、独ついても地獄、ソ連についても地獄。
この事件もソ連の仕業が、戦後は独の仕業に書き換えられるわけです。モチロン戦時中は独のプロパガンダに、戦後はソ連のプロパガンダに使われるわけです。
支配者がかわると、民衆も翻弄されるし。ひとはどうやって生き延びるべきなのかを考えさせられます。

役者みなさんの演技が鍛えられているのも佳かったです。
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