BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

リヤ三角の剛性向上

2008-07-13 00:50:25 | 自転車
キャノンデールとスラム

意外なまでに協力関係が強いようです。というか求めたらすでに製品が存在して、パテント取得済みだったと言うことなのでしょうか?

新型MOTOのリヤエンドにはロックショックスのパテント、マクスルが使用されています。スルーアクスルをクイック式にした良品です。MOTOはフリーライドに近いシチュエーションを想定して作られているので、リヤ三角の剛性をより追い求めた結果でしょう。キャノンデールはシングルピボット形式なので、もともとゆがみなどは少ない方なのですが、さらにその上の強さを狙ってきました。

GTもサンクションに搭載してきました。

このカテゴリーで定番になるのでしょうか? 非常に楽しみな製品ではあります。

2009ロックショックス・リーバ

2008-07-12 01:38:47 | 自転車


というスペックです。

基本的にはそんなに変わっていないようです。がとにもかくにもバリエーションが豊富です。29er用もあります。

モーションコントロールも基本的に全て搭載です。

インナーチューブも32ミリのままです。

変わっているのは20ミリスルーアクスルを備えたモデルが登場したこと。チームモデルにブラックボックステクノロジーを入れたことです。

リーバは面白いことをしようとしています。今サスペンションはロングストローク化に振られています。そんな中あえてストロークを伸ばすことなく、100~120ミリの中で(もちろん80ミリにもなりますが)質の高い動き、高い剛性、簡単な着脱を掲げることで今までにない地位を築こうとしています。

昨年までは下位モデルであるレベレーションを使用しているライダーが多くいました。

そういうライダーからの意見を取り入れた結果だと言えます。

生産者の信頼、消費者の信頼

2008-07-10 10:34:17 | その他
今、食の安全性が叫ばれています。

国産、国産と。

トレーサビリティだなんだかんだと。ただし偽装の手段も巧妙化、もしくは慣例化して本来の姿を見えにくくしています。

自転車の業界に脚をつっこめば、日本製などほとんどないことにすぐに慣れてしまいます。

というかそもそも全て自国で賄うことが出来る国は日本かイタリアくらいです。近年ではそれに台湾と中国が加わりましたが。

メイドインイタリーやメイドインフランスなどは半分正しくて半分正しくありません。

たとえばロードバイクで現在主流のカーボン。

これは繊維の段階やプリプレグの段階まで遡れば、世界市場の製品8割以上が日本製です。自転車だけに限れば9割以上でしょう。

でもカーボンになる前の繊維はアクリルであったり、ピッチであったりします。両方とも石油に由来するモノです。日本で石油はほとんど採取出来ませんから、中東、ロシアあたりからの輸入品となります。

なにをもって『メイドイン●●●』と為すかは実は非常に難しいのです。

それを説明するか? 説明を受けるか? にはいろいろと疑問点があります。消費者には分からないことが多いのです。それを説明できるのが有能なショップだと言われてしまうと私は有能ではありません(まあ今は働いていないですが)。あまりに多くの国の製品で出来上がっているからです。

そこで大切になってくるのが生産者の信頼でしょう。特に最後の生産者のショップにはとりわけ大きな信頼が必要です。

その信頼は誰でも手に入れることが出来るのでしょうか? お金を出せば手に入れられるモノなのでしょうか? 私は違うと思います。

ショップが信頼に足ると断言するのも難しいです。お金を払った分の価値があるか否かも。

良き生産者、良き消費者とは月日をかけて構築されるのだと私は思います。性急に求めても手に入れることは出来ません。

自分は誰かによって良き人なのでしょうか?

2009 マルゾッキ

2008-07-09 03:15:13 | 自転車
ええええ……。

私が愛してやまないマルゾッキなのですが、09モデルは……、どうしましょ?

間違えてデザインしちゃったとか、夢だとか、幻だとかそんな落ちならいいのですが……。



デザインはさておきましょう! 基本的にオールニューです。『コルサ チェント』です。クロカン系最上位モデルですね。昨年までの頑張って軽くしようコンセプトから立ち戻ったようで、太っています。1680グラムです。しかしこれは歓迎すべきかなあと思っています。最近の軽量化路線でマルゾッキのサスはなんだかいまいちな気がしていたからです。

サスペンションにおいて重さに直結するモノはスプリングとオイルとダンパーです。このなかでダンパーだけはどうしようもありませんが、スプリングはエアにオイルも減らして軽量化につなげることが出来ます。

しかし、近代のマルゾッキはオイルを減らしすぎたため、デメリットが発生していたようです。各部のパーツも軽量化に振りすぎたため、不具合が続出したみたいです。これには今年度からオール台湾メイドになったことも絡んでくるかもしれませんが……。

新登場の44シリーズと共に開発が進められていたようで、アウターレッグのデザインなどにその影響が見られます。エンドはフォックスと同じの斜めエンドですね。ダンパーは前と変わらずTSTマイクロです。インナーチューブ径は32ミリなのでクロカンには十分でしょう。

デザインはさておき(あくまでさておくのです!)、これには非常に期待しています。私がマルゾッキが好きな理由は比類無き剛性と素晴らしいダンピングでした。その美点が戻っている予感がします。




『コルサTST2』こやつも新型です。少々機能は省略されていますが、期待できるでしょう。




『コルサLT』はスマートな感じがしますねえ。TST5も入っているので、十分な機能です。08コルサのリファインモデルですが、上位モデルが下りてきたと言った感じでしょうか。

全て100ミリストロークです。もうクロカンといえど、100ミリがスタンダードですね。

さてどんな機能を示してくれるでしょうか?

男前

2008-07-06 12:19:21 | 自転車


ライトウェイトのカーボンリヤディレーラーです。

いやあ、男前ですなあ。

シマノは勿論、カンパにもスラムにも不可能な製品ですね。

基本設計は旧型に属しますが……。

プーリーに他社製品を使っているのはご愛敬と言ったところでしょうか?