BIKEBIND自転車日記ブログ2

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2009 GT

2008-07-01 23:39:04 | 自転車
ダメだと思いつつも見捨てられないブランド。

過去に置いてアメリカンバイクそのものを体現したバイク。

GT

私にとってはこのメーカーが上記の条件に適います。

でもですね、去年のフォースとサンクション、マラソンカーボンあたりから復活の兆しが見えています。

パシフィック傘下になってから落ちるところまで落ちてしまった名声が、黄金時代を支えたスタッフ達の帰還によりよみがえろうとしています。

まずは


マラソンカーボンですね。あまり評価されていませんが、このバイクは凄いです。クロカンフルサスの最高峰の一角と言っていいでしょう。軽いです。走ります。サスペンションの嫌なところが全く感じられません。非常に速いバイクと言うことが出来ます。トレックのトップフューエルを凌ぐ力があります。



DH-iの後継機、フューリーです。いやコイツは見事です。大胆にカーボンを使ってきました。どう考えてもレーシングもしくは極限において、強度、剛性、軽量性を兼ね備えることができるのはカーボンです。ただMTBは転倒が勘定に入っているので、踏み切れないメーカーは多いです。

そこに未来を見据えて作ってきたところに覇気が感じられます。

デザインはいいですね。

ただどうしても近年のGTがダメなところ……、グラフィックはまあまあといったところでしょうか。

コイツも性能は折り紙付きです。DH不況のなか、良く開発したと思います。




そして最大の目玉です。まさかフォースをカーボン化してくるとは!

08年にフォースとサンクションは同じ6インチバイクなのに、クロカン寄りとDH寄りという異なった個性を与えられました。

今フルサスバイクは過渡期にあります。

4インチが主流だった時代から5or6インチの時代へ。非常に軽量な5インチバイクは多いですが、オールマウンテンをこなせる軽量6インチバイクが次世代を担います。

フォースはそのカテゴリーに名乗りを上げました。

iドライブは非常に高機能なシステムです。特に第二世代になってからの走りの軽さには特筆すべき性能があります。

間違いのないバイクです。