Di2 XTRの可能性、電動システムはここに集う？

このXTRのディスプレイは、例えばスマホのように高度な表示が出来るディスプレイだとは思って居ませんでしたが、いや、侮っていたようです。

まずはフォックスとのコンビネーションみたいです。

http://www.bike-eu.com/Sales-Trends/Product-trends/2014/9/XTR-Di2-Heralds-Electronic-Components-Integration-1602479W/


ひとまずこの写真にはCTDシステムの表記らしきものがあります。

フォックスは電動デュラのバッテリーを流用した電子制御システムを採用するなど、すでにシマノとの繋がりがあるのでXTRに乗ってくるのは簡単に予想出来ました。しかし今回のDi2 XTRの出来があまりにも良くできているので、ひょっとすると我々の想像のつかないような機能を備えて居るのかもしれません。

サスペンションメーカーも多くのメーカーが電子制御を準備しています。フォックス、ロックショックス、SRサンツアー、マグラ、RST、ジャーマンAなど。ロックショックスはスラムグループなので厳しいでしょうけど、そのほかはシマノに乗ってくる可能性は十分あります。

ロードコンポはあまり他社のメーカーとの組み合わせは考えられていませんが、MTBはその壁を乗り越えていけるかもしれません。多様性は大事です（笑）。

さてどうなることやら？

ヴィットリアホイールはなめてはいけないっぽい

なんで今更ヴィットリアがホイールを？　と思って居た人は多いでしょう。私もそうでした。しかし……、恐るべき開発陣を揃えていました。なんと！中野浩一やイヴァン・ゴッティほかとなれば、期待せずには居られないでしょう！！！










クラーノ84


クラーノ　46


エルージョンネロ


フラクションカーボン


アルージョンアルミニオ
http://www.arueda.com/tech/noticias/vittoria-lanza-su-primera-coleccion-de-ruedas.html

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■スペック
●クラーノ46　カーボン×グラファイト 1298グラム （チューブラー）
●フラクション50　●カーボン×アルミ　1698g （クリンチャー）
●エルージョンネロ-　アルミケロナイト加工 1576グラム（クリンチャー）
●エルージョンアルミニオ　1591グラム（クリンチャー）
●アルージョンアルミニオ　1791グラム（クリンチャー）
●セッションアルミニオ　1763グラム（クリンチャー）

ついでにオフィシャル写真も。他にもラインナップはあるでしょうが、目に付いたところだけで。こうやってみると、ヴィットリアはロードチューブレスタイヤは作る気がなさそうですね。すこし残念な気もします。

海外プロ選手に唯一サインをねだられる日本人と言い切って良い中野さんですが、基本的には競輪、スプリントなどロードレースとはジャンルが違うんですね（苦笑）。でも世界選手権スプリント10連勝は、自転車に携わる人間なら自然と頭が垂れてしまう偉業です。ちょっとその時にタイヤは分かりません。国内の競輪はともかく、海外ではスポンサー以外機材の縛りはありませんから。しかも彼クラスの人間はマークを隠して使うこともオッケーですし。ヴィットリアとはどこら辺で接点があったんでしょうか？

マヴィックやボントレガー、さらにはハッチンソンなどのタイヤ＋ホイール形式の売り方に危機を覚えたのかな？　というくらいにしか私は思っていませんでした。でも揃え方がかなりツボを突いていることは間違いなく、ケロナイト加工アルミリムやセラミックサイドコートカーボンリム、さらにはグラファイト混入カーボンリム、ワイドリムなど、スペックだけでいえば十分な戦闘力を備えているように見えます。

ちょっと、いやかなり期待しても良いのではないでしょうか？