BIKEBIND自転車日記ブログ2

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エラストマをプラス! ハイブリッドショックを採用したコラテックの新MTB

2014-09-03 18:09:00 | MTB
コラテックが面白いことをやっています。

このハードフリーは、既存のショックにエラストマを組み合わせています。かなりデータも収集しているようです。




フレームの受け側にあるグリーンのスリーブが被された部分がエラストマ。




http://www.bikeradar.com/news/article/weird-and-wonderful-gallery-eurobike-2014-42252/
http://www.vitalmtb.com/photos/member/Eurobike-Day-3-JH,8056/Corratec-Hard-Fully,81139/bturman,109

フォーズも通常のショックの前に特殊なダンパーらしきものをセットした新型を出していますから、このハイブリッドタイプは今後も出てくる可能性があります。キャニオンのはポジション制御なので、これとはちょっと異なりますか。

機械的に動くショックよりも反応性が高く、その動きをサポートするとか。

むーん、これはもっと見てみたいですね。


フォックス・リヤショックの中身

2014-09-03 10:19:00 | サスペンション
なかなか楽しいスケルトンモデルですね。構造のみならず、オイルの流れなども分かります。特にリヤショックでフォックスと互角の勝負を繰り広げられるのは、片手にも満たないメーカーしかありませんから。




DHX RC4




フロートX
http://www.vitalmtb.com/photos/features/2015-Mountain-Bike-Components-at-Eurobike-2014,8048/Whats-Inside-a-FOX-Shock,81076/bturman,109
http://www.pinkbike.com/news/fridays-findings-eurobike-2014.html

こう見ると、理にかなっているのはDHXですね。ダンパー内のオイルの流れが即座にリザーバータンクに流れ込んで、ただの減衰以上の機能を果たしています。フロートXはダンパーからリザーバータンクまでの距離が遠いですし(このときに冷却されている可能性もありますが)、リザーバーの中身が非公開です(涙)。

こういう中身はどんな大きなショップでも、すべて見ることはなかなか難しいです。もちろんある程度経験を積めば応用が利きますけど。それでもこうやってちゃんと理解してもらおうという姿勢は立派だと思います。


2015 ジャーマンAちょいちょい

2014-09-03 02:49:00 | サスペンション
おお! これはなんという意欲作でしょう! ジャーマンAとしては初の楕円チューブ採用サスペンションとなります。私は他社でも見かけたことはありません。

さらにフーパーファット用の倒立フォークもラインナップし、他のモデルも黒一辺倒から随分カラフルになりました。









フレイム スーパファット用倒立フォーク








XCiTE




超軽量リンク式フォーク、キロもカラフルに
http://www.bikeradar.com/news/article/eurobike-2014-high-end-german-exotica-42280/

今の日本では、フォックス、ロックショックスが二大巨頭サスメーカーです。MTBもそこまで売り上げを伸ばしていない中、ジャーマンAのようなかなりニッチな製品はなかなか受け入れられないかもしれません。結構高級品ですからね。

しかしダインチューブ採用に踏み切るなどかなり意欲的に突っ走っています。

是非もっともっと面白いプロダクトを見せて欲しいですね。



ライトウェイト・コンセプトeバイク

2014-09-03 02:34:00 | Eバイク
現在のロードバイクホイールのキングオブキングス、ライトウェイトがeバイクを作るとこうなるということです。








http://www.bikeradar.com/news/article/eurobike-2014-high-end-german-exotica-42280/

これはなかなか、とびっきりのEバイクですね。最大のキモは後輪のブレーキコンタクト部分に設置された磁石です。これによって非接触かつ軽量な補助力機構とするようです。

一見シートチューブが見えませんでしたが、後輪に完全に沿う形で作られています。おそらくこの中で加速的力がホイールに作用するのでしょう。空気抵抗も意識した物かもしれませんが、大胆なデザインです。

フロントブレーキはディスクなんですが、リヤは台座がむき出しで実際にはどんなブレーキを取り付けるのかはちょっと不明です。

予定では15キロを切り、500ワットのブーストとなるようです。カーボンだらけのバイクとしては、eバイクといえども超軽量ということでは内容です。ライトウェイトはもっと違う何かを求めているようです。

これでこそ、コンセプトバイクです!