さて、ようやっと出てきました。……別にさぼっていたわけではないですよ?
ジップの吸収からかなり時間が経ちましたが、ようやくといった感じです。ちなみに安いモデルはスラムブランドで出してはいたのです。でも世間がスラムに望むのはそういうものではないですよね?
ライズ60
ライズ40
各々26インチを29erモデルを揃えます。
ライズ60 29er
ライズ60 26
ライズ40 29er
ライズ40 26
http://www.sram.com/sram/mountain/series/493
http://www.bikerumor.com/2011/10/06/sram-rolls-out-new-rise-mountain-bike-wheels-in-carbon-alloy/
位置づけ的にはXCからオールマウンテンの間といったところでしょうか。スラムのことなのでもっととんがったところから攻めてくると思ったのですが(苦笑)。
スペックは
●ライズ60 29
ハブ アルミ F:クイック/15㎜スルーアクスルコンパチ R:クイック/142×12㎜スルーアクスルコンパチ
リム UDカーボン 3Kフィニッシュ 左右非対称構造
スポーク サピム・CX-RAY ストレート
重量 1420グラム
●ライズ60 26
ハブ F:クイック/15㎜スルーアクスルコンパチ R:クイック/142×12㎜スルーアクスルコンパチ
リム UDカーボン 3Kフィニッシュ 左右非対称構造
スポーク サピム・CX-RAY ストレート
重量 1330グラム
●ライズ40 29
ハブ F:クイック/15㎜スルーアクスルコンパチ R:クイック/142×12㎜スルーアクスルコンパチ
リム 6000系アルミ 左右非対称構造
スポーク ステンレス
重量 1840グラム
●ライズ40 26
ハブ F:クイック/15㎜スルーアクスルコンパチ R:クイック/142×12㎜スルーアクスルコンパチ
リム 6000系アルミ 左右非対称構造
スポーク ステンレス
重量 1710グラム
といった感じです。カーボンモデルのライズ60 26は軽量ホイールとして名高いマヴィック・クロスマックスSLRの1430グラムを凌ぎます。29erモデルも1500グラムを切っていますから、相当高い戦闘力を持つでしょう。イーストンの新型ホイールと共に、次世代型に先んじたホイールです。
リム幅は内側が19㎜なのでまあまあの幅です。1.9~2.4インチタイヤ対応とのこと。ちゃんとジップの工場で作っているみたいです。
ハブはかなりシンプルです。もうベアリング以外はスッカラカンといった感じです(笑)。これによってシャフトを簡単に交換できるようにした模様。気になるのは……、耐久性です。ハブはやっぱり難しいのです。ただ剛性があるだけでも、軽いだけでもダメです。ヘンなところに作らせていなければいいのですが……。
構造自体は60も40も同じようです。フリーのノッチは54ですね。面白いラチェット部になっていて、いわゆる外歯式なんです。つ目が内側で溝が外側(カセットボディ側)に付いているのです。マヴィックも位置関係的には同じですが、径が違います。上手いことオーバーサイズ化がされているので、強度も高いでしょう。
なにより賢いなあと思うのは、29erモデルを外していないことです。しかもなかなか軽量。時代を読む目があります。前後ともスルーアクスルコンパチにすることで、余計な在庫リスクも減りますし。ユーザーがバイクやフォークを変えたとしても柔軟に対応できます。
まあスラムのことですから、これだけに留まらないでしょう。20㎜アクスル対応のオールマウンテンやDHモデルも期待して良いと思います。
2012年はスラムMTBコンポはそんなに話題がありませんが、このホイールは輝いていますね。
良い画像がありました。カセットの歯部分は3つですね。ベアリングも見えるので、リアハブは4ベアリング式というのもわかりました。フロントは2ベアリング式ですね。
そしてフロントエンド、オーバーロックナット部分です。クイックとなっていますがそのクイックにも二種類あるようです。通常の9㎜径と、スペシャライズドが最近採用した大口径クイック(20㎜径くらい)が選択できるようです。このエンドを付けられるフォークは少ないのですが、対応製品が増えると面白いです。XCではスルークイックはなかなか使われませんが、これなら多少の設計変更でなんとかなりますし、大幅な剛性向上が見込めます。
http://singletrackworld.com/2011/12/sram-2012-rise-60-carbon-wheelset-first-ride/#panel-4
ジップの吸収からかなり時間が経ちましたが、ようやくといった感じです。ちなみに安いモデルはスラムブランドで出してはいたのです。でも世間がスラムに望むのはそういうものではないですよね?
ライズ60
ライズ40
各々26インチを29erモデルを揃えます。
ライズ60 29er
ライズ60 26
ライズ40 29er
ライズ40 26
http://www.sram.com/sram/mountain/series/493
http://www.bikerumor.com/2011/10/06/sram-rolls-out-new-rise-mountain-bike-wheels-in-carbon-alloy/
位置づけ的にはXCからオールマウンテンの間といったところでしょうか。スラムのことなのでもっととんがったところから攻めてくると思ったのですが(苦笑)。
スペックは
●ライズ60 29
ハブ アルミ F:クイック/15㎜スルーアクスルコンパチ R:クイック/142×12㎜スルーアクスルコンパチ
リム UDカーボン 3Kフィニッシュ 左右非対称構造
スポーク サピム・CX-RAY ストレート
重量 1420グラム
●ライズ60 26
ハブ F:クイック/15㎜スルーアクスルコンパチ R:クイック/142×12㎜スルーアクスルコンパチ
リム UDカーボン 3Kフィニッシュ 左右非対称構造
スポーク サピム・CX-RAY ストレート
重量 1330グラム
●ライズ40 29
ハブ F:クイック/15㎜スルーアクスルコンパチ R:クイック/142×12㎜スルーアクスルコンパチ
リム 6000系アルミ 左右非対称構造
スポーク ステンレス
重量 1840グラム
●ライズ40 26
ハブ F:クイック/15㎜スルーアクスルコンパチ R:クイック/142×12㎜スルーアクスルコンパチ
リム 6000系アルミ 左右非対称構造
スポーク ステンレス
重量 1710グラム
といった感じです。カーボンモデルのライズ60 26は軽量ホイールとして名高いマヴィック・クロスマックスSLRの1430グラムを凌ぎます。29erモデルも1500グラムを切っていますから、相当高い戦闘力を持つでしょう。イーストンの新型ホイールと共に、次世代型に先んじたホイールです。
リム幅は内側が19㎜なのでまあまあの幅です。1.9~2.4インチタイヤ対応とのこと。ちゃんとジップの工場で作っているみたいです。
ハブはかなりシンプルです。もうベアリング以外はスッカラカンといった感じです(笑)。これによってシャフトを簡単に交換できるようにした模様。気になるのは……、耐久性です。ハブはやっぱり難しいのです。ただ剛性があるだけでも、軽いだけでもダメです。ヘンなところに作らせていなければいいのですが……。
構造自体は60も40も同じようです。フリーのノッチは54ですね。面白いラチェット部になっていて、いわゆる外歯式なんです。つ目が内側で溝が外側(カセットボディ側)に付いているのです。マヴィックも位置関係的には同じですが、径が違います。上手いことオーバーサイズ化がされているので、強度も高いでしょう。
なにより賢いなあと思うのは、29erモデルを外していないことです。しかもなかなか軽量。時代を読む目があります。前後ともスルーアクスルコンパチにすることで、余計な在庫リスクも減りますし。ユーザーがバイクやフォークを変えたとしても柔軟に対応できます。
まあスラムのことですから、これだけに留まらないでしょう。20㎜アクスル対応のオールマウンテンやDHモデルも期待して良いと思います。
2012年はスラムMTBコンポはそんなに話題がありませんが、このホイールは輝いていますね。
良い画像がありました。カセットの歯部分は3つですね。ベアリングも見えるので、リアハブは4ベアリング式というのもわかりました。フロントは2ベアリング式ですね。
そしてフロントエンド、オーバーロックナット部分です。クイックとなっていますがそのクイックにも二種類あるようです。通常の9㎜径と、スペシャライズドが最近採用した大口径クイック(20㎜径くらい)が選択できるようです。このエンドを付けられるフォークは少ないのですが、対応製品が増えると面白いです。XCではスルークイックはなかなか使われませんが、これなら多少の設計変更でなんとかなりますし、大幅な剛性向上が見込めます。
http://singletrackworld.com/2011/12/sram-2012-rise-60-carbon-wheelset-first-ride/#panel-4