BIKEBIND自転車日記ブログ2

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新たなるスタンダードとなるか? 新手元シフト、レトロシフト登場!

2011-12-03 21:07:00 | 自転車
フレーキレバーにシフトレバーを内蔵ではなく、取り付けるという試みは結構ありました。代表的なのがダイヤコンペ・イデアルレバーとサンツアー・コマンドシフターではないでしょうか? 
レトロシフト

ここのはそれらをしのぐ斬新さがあります! うわ、これ、ほっしいです!!!









よくわかんないのですが、メーカーホームページでは山羊が迎えてくれます(笑)。


http://www.bikerumor.com/2011/11/28/first-look-retroshift-brake-shift-levers-for-cyclocross/#more-37347
http://retroshift.com/

quick shift demo from Retroshift on Vimeo.






なるほどねー、これだと段数が増えてもあっさりとバージョンアップすることが出来ます。ブレーキレバーかシフトレバー、どっちが壊れても最小限でなおすことが可能です。ツーリングに行くならこれ最高かも知れません。

シマノ・Di2とスラム・ダブルタップには及ばないかも知れませんが、軽いです。これはブレーキ&シフター共にアルミですが、カーボンで作ればブッチギリの軽さになるかもしれません。

変速もシマノがワイヤをバーテープ巻き込み型にしてしまった今、もっとも軽く動かせるかと。ゴアワイヤや諸々の改良でさらに上を目指せるかも……。

ただ下ハンを握ると変速できません(苦笑)。それとブレーキレバーより前側に取り付けられているので、シマノ、カンパニョーロ、スラム、マイクロシフトなどよりも変速時に手を前に動かす必要があります。ショルダー部を使う人間にはちょっと嫌ですね。

ダブルシフターをわざわざ現代のバイクに付ける人もいますが、大体が懐古主義で私は好みではありません。もちろんそういう装備がドレスコードのバイクもありますけど。ですがこのレトロシフトはメーカー名とは裏腹に、考え方は至って近代的、すなわちユーザビリティに則しています。ブレーキレバーと離れた所にある変速機は、どこまで行っても実戦的ではありませんから。

これからが楽しみなブランドです。






















あの山羊は一体……?




6分で自転車を作る

2011-12-03 16:52:00 | 自転車
題名からするとインスタントラーメンのようですね(笑)。もちろん早送りな訳ですが。

ステッカーはレイノルズ・953。ステンレスなんですが、本当かどうかは……定かではありません(笑)。ステンレスは溶接も困難(高い技術を要する)ですが、ロウ付けも困難だったと記憶しています。熱がこもりやすいので、チューブを薄くできないとかなんとか……。




それでも楽しそうでいいですなあー。こういうの大好きです。精度はプロやメーカーに及ぶわけはもちろんありませんが、レース機材でない我々にとっては思い入れというファクターは外せません。なにより過程が面白いです。

チューブ同士を利用してセンター出し。そしてディスクサンダーでざぐる。ホールソーなんてないのでマジックでラグやチューブ同士をすりあわせながら。固定はかなり適当な万力。……潰れないのかしらん? リューターや棒ヤスリを掛けて、猫を追い回す……。ん?

チェーンステーも自前のベンダーで曲げています。治具だってお手製です。シートステーのブリッジはバッドマンでもイメージしたのでしょうか(笑)? カラーリングも缶スプレーです。DIYここに極まれり!

そして出来上がったのが……! VブレーキモデルのMTBです!!!

……え? えええええ?

ろ、ロードじゃないんだ……。

面白い人ですね。さてはアメリカ人かな(笑)? 

シート集合部とBB以外は直にロウ付けしています。直ロウ付けというと心配な人もいるかも知れませんが、結構頑丈です。材料にも寄りますが、状況によっては材料の方が先にもげてしまうほどです。

こういう楽しみ方は日本人はまだまだですね。