BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2012 フォーカス・ロードちょいちょい

2011-07-30 21:02:00 | 自転車
今までは良くも悪くもヨーロピアンな雰囲気が漂っていたフォーカスのロードバイクなんですが、がらりと変わりましたね。攻撃的というか、近代的というか。特にカイヨ・エヴォは顕著です。

カイヨもイザルコも、オリジナルのクラウン近くのブレードが幅広なオリジナルになりましたね。イザルコは3Tのフォークからの移行です。もうフォークは完全にメーカーオリジナルになりましたね。走りの要ですから当然の成り行きでしょう。ヘッドチューブのリブなんか、アメリカンバイクみたいです。ペイントモデルは結構おとなしく見えますけど。


















カイヨエヴォ


















イザルコ
http://www.bikeradar.com/news/article/focus-2012-road-and-urban-bikes-first-look-31116
http://rennrad.velototal.de/produkte/detailansicht-produkte/artikel/focus-klassiker-mit-neuem-gesicht-alles-neu-beim-cayo-evo.html

ルックとはまた違った意味で中庸で、好きなデザインだったんですけど。これも性能アップのためなら仕方ないのでしょうね。

イザルコ(フラッグシップ)とカイヨ(セカンド)の立場は変わらないと思います。でイザルコは名前も変わっていないのですが、別モデルのようです。まったくのモデルチェンジですね。フォークを含めたフロント周りは先代モデルの見る影もありません。ヘッドチューブなんかは樽型です(笑)。今はくびれ型が流行っていますけどね。シートステーもサーヴェロが先鞭をつけた超薄型になりました、今までも十分薄かったですけど。快適性は向上しているでしょう。

ダウンチューブもほぼ丸から、角張った剛性を重視した形状に。どこまでも近代トレンドを追っています。

カイヨは各ケーブルも内装化しました。

これも多分、いや間違いなく良くなっているんでしょう。でもなあ……、2011モデルの方が格好良かったなあ……(苦笑)。

2012 ルック・MTB 920&996

2011-07-30 18:52:00 | 自転車
気持ちは分からなくもないのですが……、いや分からないのかな(苦笑)? フルサスの920は前に情報が出ていましたが、リジッドの996も同じようなヘッドチューブ周りでモデルチェンジです。

なにやらダイナミックなヘッドチューブ周りです(笑)。
















http://www.velovert.com/information/4118/look-2012-le-grand-mechant-look-

920
スペック
●素材 VHM 3Kカーボン シングルピボット
●リヤユニット DTスイス 
●リヤトラベル 120㎜
●サイズ XS、S、M、L
●重量 2350グラム(カーボンリンクキット)、2500グラム(アルミリンクキット)


996
スペック
●素材 VHM 3Kカーボン BB30
●サイズ S、M、L
●重量 1200グラム(Eポスト)、1300グラム(RSP)




ロードの旗艦モデル・695で打ち出したインテグラルコンセプトをMTBにも持ち込みました。個人的にはクランク周りにもいっそ踏み込んで欲しかったですが。あと29er。ルックのカーボン技術で作られたリジッド29erなら、とんでもなく速いのが出来たかもしれませんね。来年以降に期待しましょう(笑)。

ま、そうはいってもなかなかの野心作と見ました。

920なんかは120㎜モデルとは思えないくらいのコンペティションバイクに見えます。実際、ストローク感や走破性よりもアンチペダリングロスの方向に振っていると予想されます。そこは硬派ルックですから(笑)。

そしてAステムと名付けられたインテグラルステム。取り付け部のブラケットを調整、交換することでどうやら80/90/100/110㎜と長さが変えられる他、高さも最初の位置から15㎜ほど上げることができるようです。誤訳でなければ本当に便利ですね。欲しくなってしまいます(笑)。さらにステムの下にストッパーを兼ねたエラストマーが入っているようです。Eポストと同じですね。

リンクもモノブロックカーボンリンクとカーボンで作ったモデルとアルミで作ったモデルがあるようです。

でレバー比なんですが、非常にローレシオに振っており、2.36という数字になっています。ここまで抑えた数字を実現しているのはこのクラスのトラベルでは希有ですね。やはり良い開発陣が居るのでしょう。

996は920とフロント三角を同じと行っていますが、トップチューブのシート集合部は明らかに違います(苦笑)。ま、揚げ足取りですか。

さらにこっちはBB30も導入し、ザ・レーシングバイクと言ったところでしょう。ただ先ほど書いたAステムはこの996にも装備されており、いくら可変出来るとはいえポジションを出すのは少々難しそうです。リジッドはサイズも3種類ですし。

日本には……、多分入ってこないでしょう(苦笑)。あ、頼めば入ってくるかもしれませんよ?

2012 イーストン・EA90RT、ロードチューブレス登場!

2011-07-30 16:05:00 | 自転車
肝心のタイヤの方が開発がちょっと遅れ気味ですが、ホイールは各社着々とラインナップが進んでいます。で、イーストンも遂にロードチューブレスに参入です。

イーストン・EA90RT




http://www.bikerumor.com/2011/07/29/easton-enters-road-tubeless-arena-doubles-as-perfect-cyclocross-wheelset/#more-33727



リムをEA90SLXなどが採用する15㎜幅から17.5㎜幅に拡大しています。イーストンは幅を増したことで従来と同じタイヤでもボリュームが上がり、よりスムーズに走れるとのたまっています。

そしてそれが生きてくるのは、近年盛り上がっているシクロクロスであろうということですね。まああまり広すぎてもリムというものは空気圧に耐えられないものですし、タイヤも空気を入れたときにある程度かまぼこ形にならないと本来の性能を発揮できませんので、一概には言えないのですけれど。

幅広となると最近自転車でも積極的に取り入れられているカムバック理論の導入か? とも思ってしまいますが、あまりハイトも無いことですし単純にタイヤのエアボリュームや剛性、コシなどの性能のためにサイズアップしたのでしょう。

素材はEAの名称であることから当然アルミ、ハブもおそらくR4グレード、重量は1550グラムです。そこまで軽量でもありませんが、イーストンは剛性で走りの軽さを出す傾向がありますから、期待して良いと思います。値段も手頃なようですし(850ドルだそうです)。