BIKEBIND自転車日記ブログ2

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第4のタイヤ。マヴィックが提唱する新形式CX01

2011-07-25 22:28:00 | 自転車
遠くから……、



だんだん近づいていきます。



だんだん……、



だんだんだん……、



だんだだん……、


↑はいこれです。



スタッフが、貼っておいたタイヤとリムの間を隠すマスキングテープをはがして行きます。



ベリベリ……、


そして去っていく……。


これは参考までの普通のチューブラーホイール&タイヤ



こちらが新形式のタイヤ
http://www.bikeradar.com/news/article/tour-de-france-tech-new-aero-kit-at-team-time-trial-30863
http://www.bikeradar.com/news/article/tour-de-france-tech-thor-hushovds-yellow-cervelo-s5-30891



現行のタイヤ規格は大きく分けて三つ。クリンチャー(WO、HE)、チューブラー、そしてチューブレス。

今プロで主流なのは、一時のクリンチャーから流れを取り戻したチューブラーです。もっともこれはタイヤの優劣というより、高性能カーボンホイールのためにだと思います。チューブラータイヤは、一時全くと言っていいほど進歩していませんでしたから。ここ5年くらいでやっと新コンパウンドや新ケーシング素材、さらに新ケーシング製法などを試みるようになってきました。

ですがメンテナンス性に難があることは否めません。接着も下地作りから考えると面倒ですし、それを普段使いとなると誰かに頼みたくなってしまいます(苦笑)。そしてセンターを出すのもちょっとコツが必要だったりします。手間を惜しまなくて良いだけなんですが、やっぱりすぐに走りたいじゃあないですか? 

そしてチューブレス。各社が急速にこの最新タイヤに対応するホイールを準備してきています。一般人はおそらくこちらがこれからの本命でしょう。ただ出先での整備性も気になりますが。それはチューブラーも似たようなものですね。完全リカバリーは出来ませんから。

タイヤをリムに嵌める時、そして空気を入れてビードを上げるとき。この二カ所がチューブレスの難点ですね。あと素手での装着が前提なので、力のない人、女性などは厳しいかもしれません。

ロードチューブレステスト期、マヴィックは同国のミシュランと共同で実戦に投入し、盛んに情報種集をしていました。そして出てきた結論は……、チューブレスはなし! といういささかびっくりしたものでした。

現在のチューブレスは一時の爆発的普及から、やや膠着状態にあります。でもマヴィックを焦らせるには十分だったのでしょうね。CX01テクノロジーという新形式タイヤを開発しています。

まだ細かいことは分かりませんが、どうやらスナップオン形式・引っかけ?を取るようです。個人的には漠然とTUFOのチューブラークリンチャーみたいなのかなと考えています。とりあえず接着剤で固定することはなさそうです。一番最後の比較写真をみれば明らかです。

さて、どんなんでしょう?



2012 クオータ・垂れ流し

2011-07-25 09:25:00 | 自転車
どうなのかな? と悩みましたが、本物でした。

今回はあまり派手な変更はなく、電動変速(ほとんどアルテグラDi2がターゲットでしょうね)に対応するための小変更がなされているようです。
















http://www.cyclinside.com/Technews/Biciclette/Corsa/Eica-2011-+-Kuota-spinge-sui-gruppi-elettronici-e-sulla-versatilità%C2%A0.html






















http://www.kuota.it/preview2012.php#Kom%20Evo



BB部分が気になって、今年との違いをホームページに確認しに行ったら……、丸ごと出ていました(笑)。

サーヴェロのBBライトやBHのBB386エヴォのような新規格かと怪しんだんです。でも普通のBB30のようです。電動シフトのケーブルをつなぎ合わせるにはBB30くらいの空間があったほうがやりやすいみたいです。

でもただのBB30用のクランクのようです。グラフィックが派手になっただけのようです。チェーンリングは変わりませんし。ストロングライト製みたいですね。

KOMエヴォも2011年はノーマルワイヤと電動シフトワイヤの二本立てでしたが、2012年は兼用となるようです。こうして見ると攻めというより手堅く行っている感じです。

逆に攻めているな! と思うのはTTバイクですね。なんとまあ3つもラインナップしています。世界的に見てもなかなかな充実っぷりです。日本でもロード乗りのトップレベルの人たちで静かに流行しているようですし、海外ではトライアスロンが随分と盛り上がってきているようなので、そこら辺を狙っているのかもしれませんね。

MTBはどうだったのかな? 入れる入れないという話は聞きましたが、結局どうなったのやら? まあ、日本ではあまり期待しない方が吉です(苦笑)。