BIKEBIND自転車日記ブログ2

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まーわるーまーわるーよ軸受けはまわるー その4 HAWKレーシング

2011-05-29 07:27:00 | 自転車
HAWKレーシング

さて、今回のミニ特集はこれで終わりです。ここはそんなに回転系を多くラインナップしているわけではないのですが、なかなか良さそうなBBなので取り上げてみました。


[[youtube:At-w1PMF3Ko]]


ここのベアリングは、セラミックでないのに良く回るというのがウリなようです。それでも1年間保証をつけていますから、耐久性にも自信があるのでしょう。単純にグリスを抜いたり、公差をゆるめに作れば回る製品は出来ますから、その性能をいかに長く持たせるかが大切な訳ですね。











http://www.hawk-racing.com/index.htm

BBはノーマルタイプから、BB30、プレスフィットタイプ、24㎜変換タイプまで幅広く作っています。

ここのベアリングは日本製です。ボーイングにも納めているらしいです。最近のことだとするとミネベアあたりでしょうか? んでそこのABEC3グレードのベアリングをつかったBBが始まりのようです。初めは玉だけだったようですが、その後レースなども含めたフルステンレスにしたようです。MTBやシクロクロスなどの使用を考えたためだとか。

そして両サイドともちゃんとシールをしているので、耐久性にも自信があるのようです。なるほどねえー。

ここは要するにカップやプラシールドなどの高い精度によって、セラミックベアリングに頼ることなく高い回転性能のBBを作り出しているようです。もちろん値段は抑えめに成っていて、ホローテック2タイプで、100ドルちょっとというところです。

アメリカというとどうしても大雑把なイメージがありますが、こういったアプローチをする会社もあるんですね。いや、素晴らしい。見事な製品だと思います。

http://www.bikerumor.com/2011/01/11/hawk-racing-folmer-tech-move-beyond-ceramics-with-lighter-slicker-bearing-tech/



まーわるーまーわるーよ軸受けはまわるー その3 アルティメイトセラミックベアリングス

2011-05-29 06:50:00 | 自転車
アルティメイトセラミックベアリングス

ここも良く回ります(笑)。





この動画なんて、一瞬こわれてんのか? とか思ってしまいます。最後まで見ると吉です(笑)。










http://ultimateceramicbearings.co.uk/default.aspx

良い値段しますねー。まあ結構良さそうなベアリングを使っていますから。

それにしても、このようなメーカーが増えましたね。ちょっと前までカップ&コーン式しかなかった自転車の軸受け(サンツアーはさておきましょう)。ほかんP様々な要因とあいまって、他業種や新規参入の余地がありませんでした。PMPやワールドクラス、ホワイトインダストリー、ブーンテック、フィルウッドなどもありましたが、今リプレース用の製品として出回っているメンツとは全く異なります。

回転部分と軸受けが切り離されたことが大きいのでしょう。ホローテック2 BBやマヴィックなどに代表されるカートリッジベアリング採用のハブなど。セラミックスピードやローター、トーケン、KCNC、FSA、はてはイーストンまでBBを揃える時代ですから。

この部分はこのまま分化していくのか? それとも再度統合されるのか? 興味深い所です。



まーわるーまーわるーよ軸受けはまわるー その2 ゴールドレース

2011-05-29 06:12:00 | 自転車
ここも王道ですね。

稀代のクラシックハンター、ファビエン・カンチェラーラ御用達です。

http://www.cyclingnews.com/news/nygaard-dismisses-reports-of-cancellaras-innovative-bearings-system






ここまでバカみたいにまで回ると、感心するしかありませんね(笑)。

どうやらセラミックベアリングであるだけでなく、構造的にも新しいようなんですが、よく分かりません。でもどうやらSKFが裏にいるようです。フォックスの新型シールを作っている会社ですね。












http://www.cecchiniteam.it/wms/linea-prodotti-gold-race
http://www.adrisport.com/lang-en/222-kit-gold-race?orderby=price&orderway=desc

そして値段もハイパーです。シマノ対応BBですがなんと750ユーロ! 日本円で86250円!(115円換算)ですよ!!

アホか!

と言いたくなりますが、楽しいことには間違いありません(笑)。

そしてびっくりですが、日本にも入れているがありました。そこはなんと10万円オーバーです!! ……どうしましょうねえ(苦笑)? あ、価格は妥当だと思いますよ。内外価格差は色々ですし、今は円はかなり揺れ動いていますから。ただ日本だと10万円くらいという価格に驚いただけです。いやいや、BB一個で、結構良いホイールが買えてしまいます。セラミックスピードで高いと言っていた自分が恥ずかしい……(笑)。



まーわるーまーわるーよ軸受けはまわるー その1 フィルウッド

2011-05-29 05:53:00 | 自転車
題名は中島みゆきの『時代』風に読んでください(笑)。え? 知らない?

では、やあ!



ド名曲ですなあ……。

まずはフィルウッド・カーボナイトベアリングから。




カーボナイトベアリングを使っているとのことなんですが……、まーさっぱりわかんないんですけどね(苦笑)。

3Mに買収された会社にそういう名前の企業があったんですが、あるところからぷっつりと足跡が途絶えます。もうちょっと探ってみます。

でもこんなよく分からないベアリングを使ってくるのが、なんともフィルウッドらしいですね。ここには自転車大国アメリカでも屈指の頭脳があると思います。ま、ただのオタク集団とも言えますが(笑)。

後半に出てくるハブも、まあ良く回ります。ストリートピスト系だと有名なようです。このカーボナイトベアリングも、セラミックベアリングと同じくドライ運用が可能なようです。しかし完全ドライだとかなり豪快な音がするようなので、音消しの意味でオイルを一滴たらすことがあるようです。こっちも機会があれば見てみたい製品です。