BIKEBIND自転車日記ブログ2

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遂に来た! 2012 カンパニョーロ・NEWシリーズ ブレット登場!

2011-05-07 11:31:00 | 自転車
やっときましたね、カンパの新型ホイールが!

ボーラがモデル末期というのは私の思いこみかと思ってしまい、冷や冷やしましたよ(苦笑)。ただこんな風にラインナップを充実させる方向とは思いませんでした。

カンパニョーロ・
ブレット105
ブレット80
ブレット50


いやいやボーラの新作がスーパーディープだと思っていたら、さらにリムハイトの高い新型が待ちかまえていたとは……。度肝を抜かれました! 

105ですよ? かあー、ジップ並みです。ここまで戦闘的なホイールは……、最高だあああ!!!

















http://www.newsbikes.com/article-campagnolo-bullet-nouvelle-gamme-de-roues-73313776.html



ざっくり見た感じだと、ボーラのクリンチャーバージョンと言って良いかと。写真を拡大すると、セラミックベアリング搭載を表す『CULT』のロゴと、チューブレスとワイヤードオン両方使える『2WAY FIT』の文字があります。ハブはボーラの流用でしょう。スポークが18本バージョンもボーラ80をまんま受け継いでいるかと。リムはアルミとカーボンのハイブリッドモデルですね。初期のボーラを思い出します。あれは2代目だったでしょうか? 初代はコリマ製でフルカーボンでしたから。

遂にカンパがチューブレスに本気に成ったようです。今まではボーラ、シャマル、ギブリなど風の名前を取ってきましたが、今回は弾丸です。まったく新しいコンセプトだと受け止めて良いでしょう。

チューブレスタイヤは間違いなくこれからを担うタイヤです。これと並び立つのは極上のチューブラーしかないでしょう。でもチューブラーの歴史に対してチューブレスはまだまだ新参。ノウハウもホイールを含む環境も整備され切っていません。とくにカーボン素材がその真価を発揮するディープリムでは、今までチューブレスモデルは存在しませんでした。

カンパはリム部分というかビード部分をアルミに戻すことで、それを解消してきました。やはりまだ精度ではアルミのほうに分があるようですね。もっともコストやこれから先のことは分かりませんけど。ブレーキ性能も良好でしょう。

ハイプレッシャーにもちゃんと耐えうる、ハイペロンという極上のカーボンクリンチャーリムがあることからも分かるように、フルカーボンのチューブレスモデルを作る土壌は、カンパには整っていますしね。同社がリリースすれば、カーボンチューブレスは一気に普及するでしょうが、まだそれは先の話のようです。

それともハブ、スポークまでカーボンの、フルカーボンホイールがどこからか出てくる……? 昔、ライトウェイトで見た気もするんですけどね。

色も通常の黒ベースに白、赤というものから、今年加わったダークも揃えるようです。

105のチューブレス用のバルブは……、とんでもなく長いんでしょう(笑)。実物をみたら、大笑いしてしまいそうです。

シマノもそうなんですが、カンパも最上級グレードのホイールが一番充実していることとなりました。選手の要望でもあり、エンドユーザーもそれを望んでいるのかもしれませんが、不思議な状況です。最高はこれ! と決めつけることは出来ないのでしょう。そこは選手や環境によって違いますから。

残るはタイヤですか。もうちょっと充実して欲しいですね。ヴィットリア、コンチネンタル、シュワルベ辺りにもっと頑張って欲しいところです。ミシュランは……、意地でも出さないかも……(苦笑)。