BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

ロッシン・マラソン

2011-05-21 23:11:00 | 自転車
マリオ・ロッシンはいないのでしょうが、こういうロッシンのセンスは好きですね。

白の胴抜きだけでなく、トップチューブからシートチューブ、シートステーの中頃までのホワイトは……、素敵ですなあ……。

こういうところがイタリア人のすごさを感じます。


http://www.bikeradar.com/gear/category/bikes/urban/product/review-rossin-marathon-11-44724


あ、今デザインしているのはどこの何人かは知りませんよ(笑)。ロッシンもいまやどこのなにが裏にいるのやら、私は知りません。

それでもセンスの良さは保っているかと。

私はロッシンというとかなりひいき目に見てしまいます。それは一番最初のロードバイクだったからです。マリオがロッシンを出て行く直前のモデルでした。

その後かれはエンメロッシンを起こしますが、ロッシンもまた創業者がいなくても活動を続けていました。ナイロンと言うモデルはとてもとても美しかったのを覚えている人も多いでしょう。

このマラソンは、ただの流行に乗ったバイクでしかありません。ですがシティクルーズ、シングルスピード、クロモリなどのエッセンスを閉じこめています。そしてこれらをここまでするセンスが素晴らしい!

650ユーロという価格はちょっと高めな気がしますが、街をこんなバイクで流すのも悪くないですね。

ランスのバイク、オークションへ

2011-05-21 22:50:00 | 自転車
ebayにて、ランス・アームストロング使用のトレック・マドン6.9SSLがオークションにかけれらるようです。


http://www.bikerumor.com/2011/05/20/trek-livestrong-to-auction-shepard-fairey-radio-shack-bikes-to-benefit-lance-armstrong-foundation/#more-31848
売上金は寄付されるようです。

しかしまあ……、なんというか、格好いいのやら悪いのやら?

どっちつかずと言うわけではなく、中間でもなく「格好良くもある、格好悪くもある」という感じです(苦笑)。

なんというかランスは派手と言うより、ごてごてしたデザインが好きなんでしょうねえ。

昔のすっきりとしたトレックのデザインが好みだっただけに、ここまでくると……。でも一方でフルアーマーガンダムとかが好きだった自分がいるので、良いような気もします。

うううーん?

ま、良きことに使われることを祈りましょう(笑)。

タイラー・ハミルトンの告発

2011-05-21 21:41:00 | 自転車
まったく、どいつもこいつも……。

 [ニューヨーク 20日 ロイター] 2004年アテネ五輪自転車男子個人ロードタイムトライアル優勝のタイラー・ハミルトン氏(米国)が、米国反ドーピング機関(USADA)に対し、同大会での金メダルを返上していたことが20日、わかった。

 USADAは20日の声明で、ハミルトン氏がアテネ五輪での金メダルを同機関に対して返上したことを認め、同機関が今後も国際オリンピック委員会(IOC)や米国オリンピック委員会(USOC)と協力しながら調査を継続すると述べた。

 ハミルトン氏は、同大会後の検査で血液ドーピングの陽性反応を示したが、検査機関が誤って血液サンプルを破壊してしまったことにより、メダルをはく奪されていなかった。

 同氏は長年にわたって薬物使用を否定していたが、22日放送予定のテレビ番組で使用を認めた。また、同番組では自転車ロードレースのツール・ド・フランスで7連覇を達成したランス・アームストロング氏(米国)のドーピングについても証言している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110521-00000277-reu-spo
なんかなー。いやですねえ。

まったく、こんなことを繰り返すと自転車競技そのものが世間から受け入れられなくなってしまうということが、なんで分からないのでしょう?

極限で競い合っているのは理解します。故に栄養剤なども必要でしょう。今のドーピングは非常に厳しく、ユンケルでも陽性反応が出てしまうそうですから。風邪薬ももってのほか。ドクターにちゃんと処方してもらわないといけないそうです。

フェスティナ事件の時もシリンジがさも悪いもののように撮されていましたが、点滴を例に取るまでもなく経口薬ではなく、血管経由のものもあるわけですからちょっとずるいですね。

近頃は肉ですらドーピングの可能性が潜んでいるようです。コンタドールの時、なんと馬鹿らしい言い訳かと思ったのですが、最近ドイツの機関が中国での肉の摂取を控えるようにという声明を出していますから、どうもまんざら嘘でもないようです。

一体何を食べたらいいのやら……(苦笑)?

ハミルトンの告白も、多分色々な駆け引きの果てに出てきたのでしょうから、彼だけを責めるわけにもいけません。ランスのこともそうでしょう。でもなあ、悲しいですなあ……。