いやあ、今年サンタクルーズは勝負をかけていますなあ。
レースでもシンジケートに加わったピートが伝説級の勝利をしていますし、海外のMTBは熱いって言いますし。
で登場したのが北米のエンデューロレースでは主流に成りつつある29erモデルです。
サンタクルーズ・トールボーイ
おそらく名前はオーディオから取ったんでしょう。ワタクシ実はオーディオオタクでもありまして……。トールボーイとはここ5年ほど各社がエントリーユース向けに出している、小型のブックシェルフスピーカーのノッポ版です。スペース的には小型と一緒ながら、低音ではエンクロージャの拡大によりかなり伸びるという流行りの形式なんですね。
とてもよく似合ったネーミングだと思います。
素材はカーボン。トラベルは105ミリでもちろんVPP搭載です。
面白いのはヘッドが上下異径であるということ。トラベルではXCでも結構なハードコンディションを想定しているようです。
完成車でも様になっています。
ひとつ面白く思ったのはリヤディレーラー側のエンドに補強がされていること。この意味は一体……? 反対側なら分かるのですが。
結構軽く仕上げるつもりですね。