BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

レイク・CX401

2009-06-07 21:26:00 | ノンジャンル


ええと、忘れておりました(笑)。

スピードプレイに引き続き紹介しようと思っていたのですが、ついつい。

レイク・CX401

です。

このシューズはスピードプレイと組み合わせるために開発されたモノです。今本格的にペダルとシューズを対として開発しているのはシマノだけです。タイムも作ってはいますが、シマノほど作り込んでもいませんし、供給もしていません。シューズというのは非常に面倒な製品なのです。当たり前ですが。ポジション以上に繊細で個人差があります。一昔前は有名シューズブランドの名前を冠していても、専門のフルオーダー職人が似せて作った靴をプロライダーは履いていました。

近年のシマノシューズはラストを拡げてから選手に好評で、既製の製品でも受け入れられたそうです。

ここで言いたかったのはシューズとペダルのマッチングです。おおよその人がシューズと自分の足、ペダルの踏みやすさで止まっていないでしょうか? 全てをセットで考えるとシマノのようなカスタムフィットに近い考えになるでしょう。

そこをもう一歩踏み込んだのがCX401です。シマノAXの時代からペダル軸と足を近づける試みは為されてきました。AXは失敗しましたが。今ならビスタマジックが近いですが、残念ながら汎用性がありません。

通常のペダル、例を挙げるとシマノ・SPD-SLは軸間距離は14.5ミリです。

スピードプレイは通常のシューズと組み合わせた状態で11.5ミリ、これでも相当優秀です。スピードプレイのペダルの性能の中核をなす要素です。

そしてCX401と組み合わせると、なんと8.5ミリになります。これにより一層ダイレクトなペダリングが出来ます。これこそ専用品の強みでしょう。

バッソやサストレが使用しているようです。

レイクはメジャーなシューズメーカーには知名度こそ劣りますが、優秀なメーカーです。特にサーモプラスチックを使用した製品は素晴らしいフィットを見せてくれます。CX401にもこのCFCシステムは組み込まれています。アッパーレザーは高級革のカンガルー革を使っています。

デザインは……、昔からするとかなり進歩しているんですが、一層の努力を望みます。個人的にはこれくらいは許容範囲にあります。(少しくらい野暮ったいのが好きなのかもしれません)

ちなみに軸間距離ですが、短ければ短いほどいいということではありません。一般論としていいということです。それが合う人も合わない人もいます。自分の脚質を判断することが必要です。

ビアンキ・C2Cインフィニート

2009-06-07 01:29:00 | 自転車


どれほどの人間をこのチェレステブルーは魅了してきたのでしょうか?

日本でビアンキと言えば、チェレステ以外は認められない! といったライダーが多数を占めるほどこの色は鮮烈なイメージを残しています。

ビアンキに性能云々を言うのは無粋な気もしますが、ビアンキがビアンキたらしめるのはやはりレースです。レパルトコルセというレース専門のファクトリーを持ち、その栄光の歴史に名を刻んできました。

このインフィニートはC2C(コーストトゥコースト)というカテゴリーに属します。バリバリのレーサーではありません。

しかしジロデイタリアで使用されたことからも分かるように、レーサーにも劣らない性能を秘めています。

旧モデルから200グラム近いダイエットを果たし、一層磨きが掛かったフレームは現在では珍しいモノコック製法で造られています。相当自信があるのでしょう。

コンポーネントも面白いです。スポンサーの関係でしょうが、FSAをクランク、ハンドル周りだけでなくブレーキにも使用しています。7900デュラはレバー比が従来と異なるので、おそらく新型でしょう。

なかなか悪くないスタイルに纏まっています。

横浜ゴム・アクスル

2009-06-07 01:05:00 | 自転車


20年近く前のMTBブーム。その流れは本当にスゴイモノがありました。全ての自転車メーカーがMTBを作りだし、自転車メーカーでないメーカーも新たに参入してきました。そういった意味では今のロードバイクブームはあの時の熱狂にも似た盛り上がりには及んでいないのかもしれません。

その他業種からの参入組に横浜ゴムがありました。

名前はアクスル

ステンレスで作ったラグに、カーボンやアルミのチューブを接続する形式を取っていました。接着でした。今とは違い、カーボンはもう遙か雲の彼方の存在。アルミも新素材と呼ばれていた時代の製品です。クロモリがフレームの全てに使うことが出来なかったほど高価だった時代の話です。

アクスルは非常に高精度なラグと、特殊な接着技術を持っていました。塗るのではなく、シート状にして素材同士の間に接着剤が行き渡らないことがないようにしたのです。この技術のおかげでしょうか? アクスルのカーボンが抜けたと言う話は聞きませんでした。

今改めて見ても、非常に丁寧な仕事をしています。ラグもアルミも相当いい材料を使ったのでしょう。

撤退理由は詳しく知りませんが、あのまま自転車業界にいてくれたら……と思わずにはいられません。

タシケントの虎

2009-06-07 00:08:00 | 自転車
タシケントと聞くと、今なら皆さんサッカーを思い浮かべるはず。ワールドカップですしね。いやあサッカーは強い。

でも私が思い出すのは『タシケントの虎』ことジャモリディネ・アブドヤパロフです。

そう、日本のサイクリストなら誰でも知っている、今中大介が所属していたチームポルティの一員だった選手です。

スプリンターとして名を馳せましたが、一方で乱暴とも言えるようなアグレッシブなスプリントで問題を起こしていたこともありました。それを含めても好きでしたね。タシケントの虎という二つ名はあまりにも似合いすぎています。個人的にはこれほど格好いい二つ名は聞いたことがありません。

なんかどこかのチームの運営に携わっているとか聞いたことがありますが、今現在何をしているかはわかりません。

きっと持ち前のアグレッシブさでグイグイと生きていっているのではないでしょうか?